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会長あいさつ


会長


令和3年度 日本弁理士会 関西会 会長 田中 達也




 令和3年4月1日より、日本弁理士会関西会の会長を務めることになりました、田中達也です。就任にあたり、ご挨拶を申し上げます。

 私は令和元年度より2年間関西会副会長を務め、主に知財普及・支援委員会を担当しておりました。令和元年度には関西の小中学校・高校・高専等を対象に約40回の知財授業が実施され、関西地域における知財教育への意識の高さを知ることができました。また、令和元年度に10回以上開催されたパテントセミナーには企業から多くの知財関係者にご参加いただき、知財の重要性に対する認識の高さを知ることができました。

 生憎、令和2年度は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、計画していた多くのイベントや事業が中止を余儀なくされ、需要はあるのにそれに応えられないという残念な事態に陥りました。しかしながら、コロナ禍の中、令和2年度の下期において試行的にオンラインセミナーを行ったところ、これまで以上の参加者が見込めることが判明しました。同じく令和2年度の下期からは、小中学校・高校・高専を対象とした知財授業を再開しましたが、十分な感染対策をとったことにより、1人の感染者も出すことなく、無事にリアル授業を行うことができました。コロナ禍で失ったものも多いですが、得たものも多くあります。

 本年度は60回程度の知財授業の実施を予定しており、十分な新型コロナウイルス対策を講じて知財授業に臨みますので、小中学校・高校・高専等の教育関係の皆様におかれましては、これまでと同様にお申込みいただければと思います。また、参加者人数が多いと予想される講義やセミナーについてはオンラインツールを積極的に活用する予定ですので、大学関係者や企業関係者におかれましては、これまで以上の知財講義の要請をお待ちしておりますとともに、関西会にて企画したセミナーへの多数のご参加をお待ちしております。

 一方、関西会では以前より中小企業支援にも注力してきたところです。弁理士知財キャラバン関西事業における知財コンサルティングなどがその一例です。しかしながら、これまでは中小企業からの支援申込を待って支援を行う方式であったため、そのような支援策があることに気づかない中小企業が多く、支援策が十分に活用されているとはいえない状況にありました。そこで、本年度からは近畿経済産業局、大阪府、INPIT近畿統括本部(INPIT-KANSAI)などとも協力して支援を必要とする中小企業を積極的に掘り起して、支援を行う方式に方向転換を図りたいと考えています。関西会が提供する中小企業支援策により、関西の中小企業が元気を取り戻し、関西の経済が発展することを切に望むものであります。

 2025年には、大阪・関西万博が開催されます。関西が元気を取り戻す絶好の機会です。関西、特に大阪には、ものづくりを支える中小・ベンチャー企業が多く集まっておりますので、関西が元気になるには、何よりもそれら中小・ベンチャー企業が元気になることが必要です。日本弁理士会では、大阪・関西万博を見据えて、本年度から「2025大阪・関西万博対応準備委員会」を立ち上げますが、その委員会の委員の大部分は関西会の会員が占めており、委員長も関西会副会長が兼任することになりました。関西会としては、日本弁理士会の本会活動として行われる「2025大阪・関西万博対応準備委員会」に主導的立場として協力し、関西の中小・ベンチャー企業の知財を活性化するよう取り組んでまいる所存です。

 以上のとおりであり、関西会の活動にご理解いただき、積極的なご協力をお願いいたします。