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「知財授業報告書」 堺市立長尾中学校

日  時 平成25年1月18日(金) 午後13時00分〜13時50分
場  所 堺市立長尾中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 「きき湯」ほか
対  象 2学年クラス 30名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 飛鳥時代から・・・という長尾街道が通る町並みにある堺市立長尾中学校から、2年生を対象にした「職業講話」の授業に参加してほしいとのご依頼をいただき、古田弁理士と共に伺いました。この「職業講話」の授業は、2月半ばに同校が予定されている職業体験学習の事前の学習として企画されたということで、私たちのほか、弁護士、消防士、スポーツトレーナーなど、様々な職業の方々が招かれ、職種毎に個別の教室に分かれて45分間の授業を執り行いました。
 仕事の内容や仕事の上での苦労や喜びなどを語ってほしい、という学校からのご要望を頭に入れつつ、私たちの仕事を多少なりともわかってもらうには、まず知的財産権の説明から入る必要があると考えました。その趣旨に沿って、前半の授業を担当した古田弁理士は、自前のプリントを使って、無体財産である知的財産と有体財産の違いや、知的財産を守るしくみの基礎的概念を説明されました。さらに古田弁理士は、中学校知財特別授業コンテンツの「きき湯」を用いて、知的財産権の必要性や弁理士の日常の仕事について説明した後、「きき湯」に関する特許発明が掲載された特許公報を見本として配布して、特許を受けるための手続について、詳しく説明して下さいました。
 後半は、私(小石川)の方から、生徒達と同世代の男の子が発明して特許を受けたエコバッグの特許発明を紹介し、この事例を通して、特許出願の書類を書くときには、発明者から聞いた事柄から他の実施形態を予想して、できるだけ広い権利が得られるように書き方を工夫する必要があることを説明しました。また、弁理士の日常の仕事の説明や、弁理士試験に関する話などを交えて、社会に出てからの勉強について話をしました。
 授業の開始時と終了時には、全員が起立し、代表の生徒さんが丁寧な挨拶をしてくれました。授業の間も、みんな終始礼儀正しい授業態度で、私たちの話をとても関心をもって聴いてくれているのがわかりました。中学生になると、一般に、手をあげて発言する子が少なくなるのですが、同校では、授業後もたくさんの質問をいただき、嬉しい驚きの連続でした。
 同校の特別授業に対する取り組みのレベルの高さを感じました。
 先生方もとても親切にして下さり、かなり寒い日でしたが、ほっこりとした和やかな気持ちで帰路につきました。


    

興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
(左写真 小石川 由紀乃 弁理士、右写真 古田 昌稔 弁理士)



近畿支部知財授業担当 小石川 由紀乃


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