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「知財授業報告書」大阪府堺市立浜寺石津小学校

日  時 平成25年2月13日(水) 9:45-10:30、10:40-11:25、11:40-12:25
場  所 堺市立浜寺石津小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内 容 発明工作授業
対  象 6学年3クラス 85名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
担  当 大西 正夫 弁理士、赤岡 和夫 弁理士
コメント 今回訪ねた堺市立浜寺石津小学校での発明工作授業は、二つの教室分の広さがある特別教室で行われました。この特別教室は、絨毯敷きで暖房があるので、我々講師陣もほっと一安心です。
 子どもたちは、発明自体は知っていても特許制度や弁理士をほとんど(正確にはまったく)知りません。まずは発明についての理解を助けるために、発明について知っていることを尋ねたところ、エジソンの電球の発明や京都大学の山中教授教のiPS細胞の発明が挙がりました。そのような発明を守る仕組みとして特許制度があり、我々弁理士は特許制度を通して発明を守る仕事をしていることを説明しました。
発明工作授業は、私たちがこれはと思う回転台を取り上げ、その回転台の素晴らしい点を説明しながら、各人の工作を促すという手順で行われます。本来であれば子どもたち自身に説明してもらいたいのですが、小学校高学年になると恥ずかしさが出てくるためか、自分で説明してもらえないのが実情です。
しかし、今回の浜寺石津小学校の子どもたちは違いました。全員が自分の工夫した点を前に出てとても上手に説明してくれました。
また、回転台のアイデア自体も素晴らしく、私たちも初めて見るような斬新な回転台もいくつか見受けられました。
授業が終わってから、私たちが「弁理士」と大書きしたホワイトボードに「弁理士って発明や権利を守る」とか「発明面白かった」などと書き込んでくれる子どもたちもおりました。「弁理士ってかっこいいな」とか「今日の授業面白かったし、いろいろと発明してみるわ」、「改良を考えるのが楽しかった」と声を掛けてくれる子どもたちもおり、この発明工作授業の目的の一つである「発明、工夫の面白さを知る。失敗しても工夫で乗り越えられる」ことを少しなりとも伝えることができた気がしました。
また、授業が終わってから先生方から「私たちも「弁理士」の存在をしらなった。このようなプロの方に来校してもらって、子どもたちに直接伝えてもらうことは子どもたちの将来の役に立ちますので、今後とも宜しくお願いします」とのお言葉を頂き、私たち講師も来年度に向けてさらなる力を頂いた気分となりました。

以上

 
発想力豊かな児童達と工作を行う講師
(左写真 赤岡 和夫 弁理士)

近畿支部知財授業担当 大西 正夫


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