HOME > 知財支援活動 > 知財授業 > 報告 > 「知財授業報告書」第一学院高等学校京都校

「知財授業報告書」第一学院高等学校京都校

日  時 平成25年11月15日(金) 13:05-14:00
場  所 第一学院高等学校京都校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 『“豊富な発泡”へのこだわり~「きき湯」の知的財産権~』他
対  象 3学年クラス20名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会
コメント  今回は、第一学院高等学校京都校を訪問させて頂きました。第一学院高等学校京都校は、京都・五条烏丸のビルの5階にあり、「自他肯定感教育」を特徴とする通信制・単位制の高等学校です。「将来の進路を考える授業」の一環として、子どもと社会を結ぶまなびづくり協議会「結ネットKYOTO」を通じてお申し込みを頂戴しました。
 講義では、初めに、五郎丸が、知的財産権・産業財産権とはどのようなものか、弁理士とは何かについて簡単に説明を行い、続いて中山弁理士が(株)バスクリンの「きき湯」を題材に、知的財産権で発明をどのように守るか、またその社会的な仕組みに弁理士がどのように関わっているかについて説明されました。中山弁理士は、「きき湯」の実物を持参され、生徒に見せておられました。「きき湯」では「ブリケット状の入浴剤の成分配合」を特許権で守り、四角柱のボトルデザインを意匠権で守っているのですが、入浴剤や容器の実物を見ることで、「ブリケット状がどういう形状なのか」や、「四角柱のボトルデザインを採用したメリット(「きき湯」の良さや効能についての情報を多量に記載できる)」についての理解が深まったように思えます。最後に、弁理士という職業についての様々な質問が、生徒や先生から質問がありました。
 今まで訪問させていただいた全日制の高等学校と異なり、生徒の座席は定まっていないようでした。座席が後ろから埋まっていく状況は、大学や予備校を思わせる風景でした。今回授業を受けられた生徒は、こちらの問い掛けに対する反応も非常に良く、とても楽しい授業になりました。
 授業後、おみやげのカドケシを配っている講師陣に、一人の生徒が近づき、「昨年、滋賀の中学校で知財授業を受けました。そのときも、カドケシを貰いました」と話して下さりました。今まで、小学校で知財授業を受けた児童が中学校で再び知財授業を受けたケースはあったのですが、中学校で知財授業を受けた生徒が高等学校で再び知財授業を受けたケースは初めてだと思います。近畿における知財授業の広がりを実感致しました。


   

興味津々の生徒達に講義を行う講師陣

※「きき湯」は株式会社バスクリンの登録商標です。



以上



近畿支部知財授業担当 五郎丸 正巳


« 戻る