知財授業報告書「京都府立福知山高等学校」
近畿支部知財授業担当 光明寺 大道
日 時 | 平成28年7月1日(金) 10:40-12:30 |
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場 所 | 京都府立福知山高等学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 知財授業(ヒット商品(「きき湯」「プルトップ缶」))・工作授業(回転台) |
対 象 | 1年生1クラス43名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会 |
講 師 | 吉岡 亜紀子、光明寺 大道 |
コメント |
今回は京都府立福知山高等学校を訪問しました。 福知山高等学校は、1901年に創立された伝統ある学校で、普通科と文理科の2つの学科を有しています。2年前には、付属中学校が併設されました。現在、スーパーサイエンスネットワーク京都の指定校で、「論理的思考力」「課題解決力」等を伸ばすため、いろいろな取り組みがされています。その1つとして、京都府教育委員会を通じて、この知財授業・工作授業を呼んでいただきました。 今回の授業は、1年生の文理科コースの生徒が対象で2時限の授業でした。1時限目は、まず、「きき湯」のコンテンツを使用して実際に企業で開発された製品がどのように知的財産権で保護され、そして活用されているかについて説明しました。次に、「プルトップ缶」のコンテンツを使用して、町工場の発明が、どのように知的財産権を利用して世の中で広く実用化されたかを説明しました。いずれの授業も静かにしっかり聞いていただけました。 2時限目は、工作授業で回転台を作製してもらいました。考えて作ることに慣れていないためか、最初はなかなか進みませんでした。しかし、後半徐々に完成品がでてきました。 授業の最後に、生徒の代表者に授業のまとめ、感想を述べていただきました。また、ご父兄の授業参観の授業でもありました。教育に力を入れているすばらしい学校と思いました。 |


興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
※「きき湯」は株式会社バスクリンの登録商標です。