HOME > 知財支援活動 > 知財授業 > 報告 > 知財授業報告書「西宮市立浜脇中学校」

知財授業報告書「西宮市立浜脇中学校」

近畿支部知財授業担当 五郎丸 正巳


日  時 平成30年5月30日(水) 13:40-15:10
場  所 西宮市立浜脇中学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業(回転台)
対  象 2年生クラス28名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会
講  師 五郎丸 正巳、田中 勝也
コメント  今回は、兵庫県西宮市にある西宮市立浜脇中学校を訪問いたしました。西宮市立浜脇中学校は、「えべっさん」で有名な西宮戎神社のやや南に位置します。この辺りは、灘五郷の一つ西宮郷といわれた地域で、周囲には日本酒の蔵元が点在しています。今回、回転台作りにチャレンジしてくれたのは、2年生28名です。5時限目、6時限目の2コマ(90分)を使って、回転台作りに挑んでくれます。
 簡単なルール説明をしました。対象が中学生ということもあり、今回の授業では、事前のヒントは一切なし。皆一斉に、回転台作りに取り掛かります。小学校高学年の場合、最初は「何をしたらいいのかわからない」と途方に暮れる児童が多いのですが、流石は中学2年生。ヒントがなくても、考え込んでいる生徒は一人もいません。手を動かしながら頭で考えます。田中勝也弁理士や私(本報告書作成の五郎丸正巳)等の講師陣のアドバイスを受けながら、回転台作りは進みます。5時限目の終了を知らせるチャイムが鳴り、休み時間に入っても、皆、黙々回転台作りを続けます。
 6時限目に入り、生徒の作品が次々に紹介されていき、皆、競うように完成に向けて取り組みます。最終的に完成した(高速でくるくる回転した)のは5、6人、全体の約2割でした。いつもの授業だと、「外周部にレールを設けて、その外側にビー玉を環状に並べる」作品が最も多いのですが、今回は、「蓋に小さな輪っかを作った」作品や、「ビー玉で軸として用いた」作品など、ユニークな作品が多かったように思われます。また、最終的に完成したのは、少数派の女子生徒の方が多かったのも印象的でした。将来の「リケジョ」に、浜脇中学校で出会うことができました。
 中学生が対象だと、「回転台作り」だけでは集中力を欠いてしまい「2時限持たないのでは?」という懸念がありました。そのため、併せて他のコンテンツも使用する準備もしていました。しかし、実際には、皆、最後まで集中して取り組むことができました。嬉しい誤算でした。
 今回の私たちの授業により、浜脇中学校2年生28名の生徒一人ひとりの「エジソンの芽」に、水が注がれました。この「エジソンの芽」が大きく育つことを、心から願っております。


 

興味津々の児童達に講義を行う講師


« 戻る