HOME > 知財支援活動 > 知財授業 > 報告 > 「知財授業報告書」京都工芸繊維大学

「知財授業報告書」京都工芸繊維大学

日  時 平成23年2月10日(木) 14:30-16:00
場  所 京都工芸繊維大学
名  称 「産学関係論」
内  容 特許紛争事件の攻防
対  象 3回生60名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回私たちが訪れたのは、京都市左京区にある京都工芸繊維大学です。京都市の北部ということもあり、寒さが厳しい中、キャンパスを訪れました。煉瓦色の校舎が立ち並ぶ中に、デザインが目を引く建物もありました。デザイン専攻の学科もあることは後で知ったのですが、そのような大学らしい雰囲気でした。
 今回は、「産学関係論」の集中講義のうちの1コマ分(90分)を担当しました。分かり易い事例だからという理由により、大学から、高校向けの「特許紛争事件の攻防」のリクエストがあったのですが、高校の50分授業に合わせているものなので時間が余るため、残りを企業における知財活動の説明や質疑とする段取りにしました。とは言うものの、うまく質問があがるかなぁと、不安を感じながら授業を始めました。
 「特許紛争事件の攻防」は、コンビニで売られているおにぎりパックの包装フィルムを左右に切ることができる構造を題材にしたもので、二人の経営者とそれぞれの顧問弁理士が登場する寸劇形式で進められ、その内容は特許出願、特許権の取得、その後の侵害事件、と高度なものを含んでいます。今回は大学生が聴講するので、状況の把握はして貰い易かったように感じました。私以外はこの寸劇の経験を持っている方ばかりなので、かなり円滑に寸劇は進んで行きました。
 寸劇の後は、冨田弁理士が企業における知財活動についてスライドを用いて説明しました。就職活動が近い3回生ということもあり、学生達は熱心に冨田弁理士の話を聞いていました。不安があった質問もあり、質疑も順調に進みました。特許法などを勉強していると思われる学生からは、法律的な質問もありました。また、外国の知財制度についての質問もありました。
 不安含みの大学での授業でしたが、殆どの学生が熱心に寸劇や冨田弁理士の説明を聞いてくれており、積極的に質問もしてくれたことによって、今回の授業を終えることができました。これから就職活動が忙しくなる3回生ですが、知財分野で仕事をすることに興味を持ってもらえる期待が湧く有意義な授業でした。



熱心な学生達に講義を行う講師陣
(左写真左から 西木 信夫、立川 伸子、道坂 伸一、冨田 光治 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 西木 信夫


« 戻る