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「知財授業報告書」大阪府立生野高等学校

日  時 平成22年12月2日(木) 14:25-15:15
場  所 大阪府立生野高等学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 特許紛争事件の攻防
対  象 1学年10クラス400名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回私たちが訪れたのは、近鉄南大阪線河内松原駅が最寄り駅の大阪府立生野高等学校です。校舎に入ると、下校途中や部活をしている生徒達が元気よく挨拶してくれました。
 本校は、理数教育を重点的に行うスーパーサイエンススクール(SSH)の指定校で、先生方は「SSHに指定されたこともあり、生徒達には知財のことを学ばせておきたい。進路を考える上でも、弁理士という職業があることを知っておいてほしい。」ということで、そのような知財教育の一環として、私たち弁理士が知的財産特別授業をさせていただきました。
 高校生向けの知財授業は、「特許紛争事件の攻防」と題して、コンビニで売られているおにぎりパックの包装フィルムを左右に切ることができる構造を題材にしたもので、二人の経営者とそれぞれの顧問弁理士が登場する寸劇形式で進められ、その内容は特許出願、特許権の取得、その後の侵害事件、と高度なものを含んでいます。今回の知財授業では、対象は1年生全クラスで400名程度と大人数で、授業場所は体育館、大人数の前、体育館の舞台の上で行う寸劇に私たちは少々緊張気味でした。寸劇途中では、松成弁理士が想定外のアドリブに走り、話が戻ってくるのか、少々心配するも生徒達から少し間をおいた微妙な笑いも入り、次第にいい感じで寸劇は進んで行きました。
 生徒達は熱心に授業を聴いてくれましたが、内容が高度なこともあり、途中何度かこちらからする質問に答えるのは少し難しかったようです。しかし、最後の質問のところでは、こちらから生徒に「ミシン目という言葉を使わずに、この発明を表すことはできるでしょうか?どのように表せるでしょうか?」と尋ねたところ、ある生徒が手を挙げて、「穴が直線的に並んでいる、と表せる」と答えてくれました。授業を聞いてしっかり考えてくれていたんだなと思うと思わず感激しました。
 最後に、本日授業を受けてくれた1年生はもうすぐ文系、理系を選択しなければならない時期で、進路のこと、将来のことをいろいろ考えなければならないとのこと、そういう時期に弁理士がどのような仕事をしているかを学んでもらえるのは、とても有意義だと思いました。



興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
(左写真左から 松成 靖典、立川 伸子、吉岡 亜紀子、冨田 光治 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 伊原 節子


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