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「知財授業報告書」和歌山県広川町立南広小学校

日  時 平成22年10月13日(水) 10:25-11:10
場  所 広川町立南広小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業
対  象 6学年1クラス33名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回訪問させていただいた和歌山県有田郡広川町立南広小学校は、和歌山駅からJRきのくに線を更に南下した、広川ビーチ駅が最寄り駅です。駅は無人駅でタクシーもなく、道に迷いながら徒歩30分、道端のミカン畑や遠く山々の頂上付近に設置された数基の風力発電用風車を眺めながら南広小学校に到着しました。学校は創立136年で、分校も2校有するとのこと、豊かな自然に囲まれ、のびのびした雰囲気でした。学校に入って廊下ですれ違った子どもたちとは「こんにちは」、「おはようございます」と自然に声を掛け合うことができたので、きっと授業もうまくいく、そんな予感がしました。
 筆者は、発明工作授業は今回が初めてで緊張していたのですが、ご一緒させて頂いた五郎丸弁理士は工作授業の経験が豊かであり、安心して授業に臨むことができました。
 メイン司会の五郎丸弁理士から「弁理士」という職業の紹介、子どもたちに工作してもらう「回転台」について説明がなされた後、早速子どもたちの工作が始まりました。
 授業時間が45分と短い中での工作授業なので、「時間内に完成できるかな?」と心配しましたが、五郎丸弁理士が、最初に工作用紙で蓋を作るところを手際よくするように子どもたちにハッパをかけられたので、順調に始まりました。
 子どもたちは、お皿の上にビーダマを乗せて、どのようにすれば、お皿の上で工作用紙の蓋がうまく回転するか、自分自身で考えてくれたと思います。子どもたちの作品を見回っていると、ビーダマがお皿の中で固まって回転しなくなるのを防ぐため、お皿の中に工作用紙でガイドを作成したり、蓋にガイドを取り付けたり、お皿のまんなかに柱を取り付けたり、とポイントを捉えた作品が次々と誕生し、いくつか紹介していると、あっという間に時間が過ぎたという感じでした。
 いろいろ工夫することで「正解はひとつではない」ということを今回の授業で子どもたちに学んで貰えることができれば、この授業は成功だと思いました。
 この授業を通して、創作することの楽しさを少しでも感じてもらい、将来、社会に役立つ発明をしてくれる子どもが出てくれることを願い、小学校を後にしました。



発想力豊な児童達と工作を行う講師陣
(左写真左から 冨田 光治、五郎丸 正巳 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 冨田 光治


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