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「知財授業報告書」兵庫県福崎町立八千種小学校

日  時 平成22年7月2日(金) 13:45-15:20
場  所 福崎町立八千種小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業
対  象 5学年1クラス30名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回訪問させて頂いたのは、福崎町立八千種小学校です。JR姫路駅から播但線で少し北に向かったところにあります。自然豊かな街並みで、のびのびした雰囲気の学校でした。
  さて、今回の授業は「発明工作授業」です。筆者はこれまで寸劇形式で発明を学ぶ知財授業(君も今日からエジソン)は何度も担当していたのですが、工作授業は今回が初めてであり、とても楽しみにしていました。また、ご一緒させて頂いた渥美弁理士は工作授業の方も経験豊かであり、安心して授業に臨むことができました。
 メイン司会の渥美弁理士が、大きな声で元気に「こんにちは」と挨拶すると、子どもたちも、負けないくらいの大きな声で「こんにちは」と返してくれて、授業が始まりました。
 渥美弁理士から「弁理士」という職業の紹介、「発明って何?」についての簡単な説明、そして今回子どもたちに工作してもらう「回転台」について、その使い方や利便性についての説明がなされた後、早速子どもたちの工作が始まりました。
 筆者は正直、子どもたちが、何をどうして良いか分からなくて戸惑うのではないかと心配していたのですが、全く心配無用でした。大半の子どもたちは、画用紙をいきなり切り始めたり、お皿の上にビー玉を乗せて転がり感を確認したりしと、とても積極的でした。
 また、周りの友達の真似をする子どもたちが多く出るかな?と思っていたのですが、むしろ、周りとは違う独自の作品を夢中で工作する子どもたちが大半で、非常にうれしく思いました。
 授業時間は45分2コマの90分と少し長いかなと思っていたのですが、子どもたちの作品を見回って、その都度、ポイントを捉えた作品やユーモアに溢れる作品などをいくつか紹介していると、あっという間に時間が過ぎたという感じでした。
 工作していく過程で不具合に気付き、それを修正していく作業を通して「失敗しても挽回できるんだ」ということ、また、たとえ修正不可能で一からやり直したとしても「次に同じ失敗をしなければそれでいいんだ」ということ、そして、まわりの友達の作品と比較して、機能は同じでも構造は様々であったことを通して「正解はひとつではないんだ」ということ。そのようなことを今回の授業で子どもたちに学んで貰えたかな?と思っています。
 この授業がほんの少しでも足がかりとなり、やがて、創意工夫を繰り返し、社会に貢献する大人へと成長して欲しいと願い、小学校を後にしました。



発想力豊な児童達と工作を行う講師陣
(左写真左から 渥美 元幸、岡本 智之 各弁理士)



近畿支部知財授業担当 岡本智之


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