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「知財授業報告書」滋賀県長浜市立速水小学校

日  時 平成22年6月22日(火) 14:00-15:30
場  所 長浜市立速水小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業
対  象 5学年2クラス44名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回私たちは、琵琶湖北端の東側に位置する長浜市立速水小学校を訪れました。同校は数年前に移転改築した真新しい校舎の学校ですが、自然いっぱいの田園に囲まれ、壮大な太陽光発電パネルが設置され、廊下の壁やドアには木がふんだんに使われ、しかも廊下が教室と同じくらい幅広く、とてもゆとりのある素晴らしい教育環境にあります。
 発明工作授業では、児童が、プラスチック製の皿と、20個程度のビー玉と、工作用紙を使って回転台を作ります。マニュアルはありません。工作用紙を例えば皿と同じ大きさに切り抜いて蓋とし、この蓋が皿の上でスムーズに回転するのであればどんな構造でもよく、試行錯誤しながらオリジナルの回転台を創り上げていくのです。
 最初に私たちの自己紹介とともに弁理士の職業紹介をし、工作内容の大まかな説明をした後に、いよいよ工作スタート。児童は、私たちからアドバイスを受けたり、周りの友達と相談したりしながら、みんな熱心に工作を進めました。途中、目に留まった作品を順次採り上げ、その構造なり工夫した点を披露すると、これをヒントに自分の作品を改良する児童もいました。作品を完成させた児童は、さらに別の構造で作ろうと意欲的に取り組んでいました。今回の授業は1時間30分と通常よりも長く、児童の集中力が最後まで続くかどうか少し心配でしたが、その心配をよそに、途中に入れた休憩時間にも手を休めないほどの熱中振りでした。
 特に印象に残ったのは、出来上がった作品を披露するときの児童の笑顔です。自ら披露を願い出た児童の自信たっぷりの笑顔、披露を少し嫌がった児童のはにかんだ笑顔などです。この笑顔から、児童が「創作する喜び」を感じてくれたことを実感できました。近い将来に発明がどんどん出てくることを大いに期待できます。
 授業を終え、児童の笑顔と、昼食で食べた名物の鯖そうめんの美味しさを思い出しながら、心地よく長浜を後にしました。



発想力豊な児童達と工作を行う講師陣
(左写真左から 岸本 忠昭、松永 英幸、各弁理士)



近畿支部知財授業担当 岸本 忠昭,松永 英幸


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