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「知財授業報告書」大阪府大阪市立平野南小学校

日  時 平成22年4月16日(金) 9:45~10:30、10:45~11:30、11:40~12:25
場  所 大阪市立平野南小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 発明工作授業
対  象 6学年3クラス117名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 今回私たちが訪れたのは、大阪市の南東部に位置する市立平野南小学校です。4月に6年生になったばかりの児童たち3クラスにそれぞれ45分の発明工作授業を行いました。
 発明工作授業は、プラスチック製の皿、ビー玉、工作用紙を使って回転台を製作するというものです。皿の中にビー玉を入れ、工作用紙から切り抜いた蓋をその上にかぶせただけでも、何となく「回るもの」は作れます。しかしここからが児童たちの“工夫のしどころ”です。「このままでは、蓋の上にのせたものがスムーズに回転しないよね」「回っているうちに蓋がずれて、お皿から落ちてしまうよね、それらを解決してみよう」と言って工夫を促します。
 最初はなかなか手が進みませんが、「失敗してもいいから、考えたことを形にしてみよう」とアドバイスをして、まず手を動かして目に見える形に作ってもらいます。不思議なことに、具体的なものを作っていくうちに、どんどんアイデアが出てきます。「ここの部分が高いから、回転の途中で蓋が皿のふちにひっかかってしまう」、「ビー玉をお皿に全部くっつけてしまうとうまく回転できない」など、次の問題点に気付き、改良へと進んでいくことができます。
授業時間の最後には、蓋部分に精巧な加工をすることによって大変スムーズに回転する完成品を作り上げた児童がいました。また、斬新なアイデアで素敵なデザインを施した児童もおり、今までに見たことのない新しい形の回転台ができあがりました(このデザインにはきちんと機能も備わっています)。プラスチックの皿とビー玉と画用紙というどこにでもある材料から、多様な回転台を製作してくれた児童たちの発想力に大変感心するとともに、ワイワイ言いながら、一緒に「創作する喜び」を体験することができた一日でした。



発想力豊な児童達と工作を行う講師陣
(左写真左から 五郎丸 正巳、大西 正夫各弁理士)
(右写真 立川 伸子 弁理士)



近畿支部知財授業担当 立川 伸子


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