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弁理士による知財出張授業(堺市立浜寺小学校)

日  時 平成17年6月30日(木)
第1回:午前 9時40分~10時25分
第2回:午前10時45分~11時30分
第3回:午前11時40分~12時25分
場  所 堺市立浜寺小学校(大阪府堺市)
内  容 皿とコップをくっつけて片手で飲み物とお菓子などをもてるようにした「サラカップ」や、シャンプーボトルを片手だけでプッシュ/受け取りができるようにした「カタシャンボトル」などの便利な発明品を紹介し、発明に伴う特許権の説明をわかりやすく行った。
参加者数 6年生 3クラス(85名)
授業では、バネによる変わった動きをするぬいぐるみ「チャッピー」の紹介、磁石とねじり機構とを組み合わせたペンを用いたマジックを実演しました。また、パソコン画面をプロジェクターで投影したものを「電子紙芝居」と称し、その中で、片手でシャンプー剤を出すことができる「カタシャンボトル」、画鋲の扱いにくさを改善した「プニョプニョピン」、カップとお皿を組み合わせた「サラカップル」等を説明し、発明がどのような過程から生まれるかについて、生徒達に考えさせました。

そして、そのような発明が模倣されたとき、発明のみならず発明者をどうして保護する必要があるのか、そして弁理士はどのように発明者を保護するのかを電子紙芝居と実演をまじえ説明していきました。

また、スーパー等身近で売られている特許製品を例にとり、その発明がどんなものか生徒達に体験してもらい、そして他社製品がその発明を利用していないことを示し、特許権によってその発明が実際に守られていることについても触れました。

他にも、自動車・電池・パソコン・カップ麺等8つの発明品を発明したのは、日本人か外国人かというクイズを行ない、また、カップ麺の内部構造はどうなっているか、カッターを用いてそのカップ麺を解体することによりその構造についての説明を加えていきました。

お二人の授業に生徒達たちも目を輝かせ、授業終了のチャイムとともに、教師である羽鳥先生と朝日先生の周りに集まり、授業で扱った様々なアイデア商品を手に取り興味津々で質問していました。今回浜寺小学校で行なわれたこの授業については、新聞社はもとよりテレビのニュースにおいても取り上げられ、大好評のうちに終わりました。浜寺小学校校長である由良芳子先生からも「生徒のためになる素晴らしい授業でした!」と絶賛していただき、我々弁理士一同も素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

今回の授業を通して、小中学校支援チームから知財教育の濃縮されたエッセンスを近畿支部の弁理士が受け取り、近畿支部独自の特色を活かした優れた知的財産教育を行なうことができるようになるのではないかと感じました。

以上

報告:近畿支部 弁理士制度普及委員会委員 井崎  愛佳






授業風景


弁理士一行


日刊工業新聞 平成17年7月6日(水)掲載
掲載記事の著作権は日刊工業新聞社に帰属します。
(本ホームページにおける転載は承認済み)


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