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「知財授業報告書」羽曳野市立高鷲北小学校

日  時 平成24年12月18日(火) 9:40-10:25、10:45-11:30、11:40-12:25
場  所 羽曳野市立高鷲北小学校
名  称 「知的財産特別授業」
対 象 4学年3クラス83名
内 容 発明工作授業
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント  今回は、道坂弁理士と二人で、羽曳野市立高鷲北小学校の4年生の授業を3クラス担当しました。発明工作授業は私にとって初めてであったので、初めの2回の司会を道坂弁理士、3回目を私が担当と決めていました。しかし、2回目と3回目の授業の休み時間が短く、また、3回目の授業の準備中、校長先生から道坂弁理士に難聴の児童のためのマイクを渡され、結局、3回とも道坂弁理士の司会で授業を行いました。
発明工作授業は、アイデアを考えることとそれを形にすることとを同時に行うということから、通常は5、6年生を対象にしております。やはり4年生には、発明工作授業は少し難しかったのか、いずれのクラスでも、すぐに工作を始める児童と、何をして良いのかわからず手が止まっている児童とに大きくわかれたように思われます。
手が止まっている児童に対しては、我々がフォローしていきます。回転台を手にとって、「どのようになっているの?」、「ではどうすればよいの?」と声をかけていくうちに、「わかった!」、「そっか」と言って作業の方に集中していってくれる児童も沢山いました。道坂弁理士によると、他の学校では6年生でも中々出てこないアイデアが出てきたそうで、将来発明家になりそうな児童が何人もいたようです。
また、児童達には、自分で作製した回転台を随時発表してもらいました。高鷲小学校の児童達は、自分のアイデアをちゃんと伝えることができるんだな~、と感心させられました。
とはいえ、やはり45分という限られた時間内では、児童全員が十分に力を発揮することができたとはいえず、回転台を最後まで完成できた児童は、3分の1程度だったように思います。考えが浮かんでいても、それを時間内に形にすることができなかった児童も多かったと思います。いずれにしても、あきらめてしまう児童はほとんどおらず、試行錯誤しながらも、各自思い思いの回転台を目指していました。ただ、4年生の場合は、もう少し時間があれば、と感じました。
また、クラス担任の先生が、全く手が動いていない児童に対して、出来ている児童の真似をしてでも何か始めるように指導していました。このとき、我々弁理士としては、真似を勧めるべきだったのか、短い時間の授業での対応の難しさを感じました。他人のアイデアを尊重しつつ、それを取り入れてさらに改良して良いものができていく、という流れをもう少しうまく説明できればと感じました。
授業が終わった後、3つの授業にずっと帯同して下さった校長先生が、少し時間は短かったけど、できなくても考えながら工作したことに意義があり、児童にとっては良かった、また児童はとても楽しんで授業をしていた、と声をかけて頂きました。この授業を通じて、児童達に少しでも発明の創作を体験してもらえることができ、良かったかなと感じました。


興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 道坂 伸一、鎌田 雅元 各弁理士)

近畿支部知財授業担当 鎌田 雅元


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