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支部長あいさつ




平成29年度 日本弁理士会 近畿支部 支部長 吉田 稔




 平成29年4月1日より、日本弁理士会近畿支部の支部長を務めさせていただきます、吉田 稔と申します。就任にあたり、ご挨拶を申し上げます。
 
 日本弁理士会近畿支部は、日本弁理士会の地域組織として、近畿2府4県で活動する全ての弁理士(約2,600名)で構成されており、以下に述べますように、会員の品位保持・資質向上のための活動を行うほか、組織としてのソフト・パワーを活かし、近畿地域の知的財産を通じた活性化にこれまで以上に貢献したいと考えております。

 弁理士は、特許、意匠、商標等の知的財産に関する専門家として、唯一、国から資格を与えられております。それ故に、弁理士は、国民の皆様の信頼・負託に応える責任があります。日本弁理士会近畿支部は、これまで以上に、近畿圏のユーザの皆様に信頼され、ご要望にお応えすることができるよう、会員の品位保持・資質の向上のため各種事業を継続・発展させて参ります。

 近畿地方は、「ものづくり」を支える中小・ベンチャー企業が多く集積しています。近畿地方の産業・経済が発達し、我が国の発展につなげていくためには、これら中小・ベンチャー企業に元気になっていただくことが必要です。一説によりますと、知的財産を保有する企業は、そうでない企業と比較して相対的に業績が優れることが明らか、とのことです。ところで、昨今の特許出願件数の推移をみますと、ここ10年は減少傾向にあります。さまざまな原因が重なった結果であるとは思いますが、「知財のすそ野」が中小・ベンチャー企業に未だ十分に広がっていないこともまた、原因の一つであると考えられます。

 このことに鑑み、日本弁理士会近畿支部は、(1)知的財産コンサルティングが可能な弁理士の増員、(2)知財総合支援窓口への常駐弁理士の派遣、(3)常設無料相談室の運営、(4)海外知財情報や海外出願費用援助情報等のセミナーによる提供、その他各種イベントを通じ、また、本年10月までにグランフロント大阪内に開設される「INPIT(独立行政法人 工業所有権情報・研修館)近畿統括本部」が行う各種事業ヘの協力を通じ、これまでにも増して、「知財のすそ野」を広げるべく努力をして参りたいと存じます。

 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。