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講師派遣報告書「大阪市教育委員会」

日  時 平成27年7月21日(火)午前9時30分~11時
場  所 大阪市教育センター(大阪市港区弁天1-1-6)
主 催 大阪市教育委員会事務局 学校経営管理センター
対象者 23名
テーマ 法律知識(著作権法)-学校教育現場での著作権-
講 師 辻村和彦 会員(登録番号17965)
内 容  2年目の学校事務職員を対象に、著作権法の基本的な建て付け、出発点としての著作物及び著作者の概念、著作権法で著作者に認められている権利(著作者人格権と著作財産権)、学校現場に関連する著作権の制限、について、裁判例も踏まえて基本事項の講義を行いました。
 また、参考文献として、日本弁理士会近畿支部知的財産制度検討委員会新規業務研究部会(著作権チーム)作成の「学校教育現場での著作権に関するQ&A」、著作権法第35条ガイドライン協議会作成の「学校その他の教育機関における著作物の複製に関する著作権法35条ガイドライン」を配付しました。
 これらの参考文献に記載されている学校教育現場で著作権が問題となる具体的場面についても講義の中で適宜取り上げて、著作権法上の取扱いを説明しました。
コメント  時間の関係もあって、受講者からは特段の質問もありませんでしたが、講義は熱心に聞いてくださっており、日々の業務に著作権が密接に関連していることは理解いただけたのではないかと思います。
 また、難しいことではありますが、実際の行為を検討するにあたっては、ある行為が著作権を侵害するかといった漠然とした考え方ではなく、著作権法で認められている具体的権利が何かということを必ず意識して、当該行為に含まれる具体的権利を侵害する要素を抽出した上で、当該具体的権利を制限する根拠となる例外規定があるかという風に、順を追って、分析的に検討する必要があることを強調しました。

以上
(執筆者:辻村和彦)