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講師派遣報告書 独立行政法人 工業所有権情報・研修館、一般社団法人発明推進協会「中小企業のリアルな事例から学ぶ 経営のための知財戦略セミナー(大阪)」

執筆者:五郎丸 正巳

日  時 令和3年3月2日(火)午前9時30分~午後4時40分
場  所 オンライン配信
主 催 独立行政法人 工業所有権情報・研修館、一般社団法人発明推進協会
対象者 一般、中小企業経営者や中小企業知財実務担当者の方 27名
テーマ 中小企業のリアルな事例から学ぶ 経営のための知財戦略セミナー
講 師 五郎丸 正巳 会員(登録番号13706)
内 容 例年座学で開催されている演習形式の本セミナーですが、今年度は、コロナ禍のため、完全オンラインで開催されました。本セミナーでは、「グローバル知財マネジメント人材育成教材」(工業所有権情報・研修館)で紹介されている30の設問から選んだ6つの設問について、演習形式での討議、解説、質疑応答等が行われました。
 午前は、<海外市場開拓編>として、「大企業との共同開発、浮足立っていませんか?(2.5b)」、「展示会出展での落とし穴(2.2a)」および「売れる新商品、特許だけで大丈夫?(1.2f)」の3つの設問を取り上げました。1つ目および2つ目の設問では、海外進出すると生じる模倣品の問題および権利横取りの問題について検討いたしました。3つ目については、最も一般的な海外進出である「輸出」に特有の問題について検討いたしました。
 午後は、<デザイン経営編>として、「デザイナーとの契約はどうすれば良い?(1.1c)」、「模倣対策 意匠権で保護できた?(1.2c)」および「意匠権侵害警告が来た!どうする?(4.1c))」の3つの設問を取り上げました。1つ目の設問では、企業とデザイナーとの契約について掘り下げて検討し、2つ目および3つ目の設問では、商品形態についての知財保護について検討いたしました。
コメント 参加者には、弁理士、弁護士、支援機関(JETRO等)、知財部員等、知財精通されているが多数おられ、各設問に対して、それぞれの立場での意見が出されました。オンライン開催で、日本全国から参加者が集まったこともあり、結果的に、非常にレベルの高い研修会になりました。
 演習形式の研修会をオンラインで行う、というのは、私自身初の試みでした。困難な面もありましたが、大変貴重な経験になりました。