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パテントセミナー2012 京都パテントセミナー(午前の部)報告書

日  時 平成24年2月4日(土)午前10時~午前12時30分
場  所 京都商工会議所 2階1~4教室
テーマ 模倣品対策(各国での水際差止について)
講  師 弁理士 秋篠 浩二氏
受講生 43名
コメント  パテントセミナー2012京都の午前は、「模倣品対策(各国での水際差止について)」というタイトルで行われました。講師である秋篠弁理士は、企業内弁理士であり、かつ、日本弁理士会の水際対策の委員でもあり、実際に多くの水際差止の活動をされておられる方です。
 前半では、まず、所属されておられる住友ゴム工業(株)、および、その商品である自動車タイヤの製品開発の例、試験施設をご紹介いただきました。非常に莫大な費用をかけて開発、試験がなされ、自動車タイヤが開発されていることがわかりました。開発をせず、試験もせずに、作製される模倣品を、差止める必要性をつくづく感じました。特に、海外からの悪質な模倣品に関しては、徹底的に差止をすべきと思いました。その後、意匠権、商標権、不正競争防止法により、自動車タイヤ、ゴルフクラブに関して、日本、中国での模倣品の非常に多くの例をご紹介いただきました。
 後半では、税関の仕組みの説明がありました。また、税関での差止申立、認定手続きのそれぞれについて、必要書類、追加資料、手続きの仕方の具体例、留意する点の説明がありました。実際に、差止申立する場合の留意点がよくわかりました。その後、主要な国(中国、韓国、台湾、米国、ロシア、タイ)での水際取締りの仕組みをご説明いただきました。世界規模での模造品対策が必要なことがわかりました。
 実務に基づくわかりやすい内容でした。セミナー最後の質疑応答時間には、質問者全員にご質問いただくことができず、講演後も直接ご質問を多数されていました。




講師:秋篠 浩二 氏


会場の様子

執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 光明寺 大道


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