HOME > 知財支援活動 > セミナー情報 > 弁理士の日記念講演会 > 平成25年度 弁理士の日 記念講演会 「iPS細胞技術を取り巻く知的財産権の光と陰」~ 発明の保護と利用の調和を考える ~

平成25 年度 弁理士の日 記念講演会


iPS細胞技術を取り巻く知的財産権の光と陰
~ 発明の保護と利用の調和を考える ~

日本弁理士会近畿支部では、知的財産権制度及び弁理士制度の啓発、普及を目的として、毎年7月1日の「弁理士の日」を記念して、知的財産権に関する記念講演会を開催しております。
※明治32年(1899)、弁理士法の前身である「特許代理業者登録規則」が施行されました。その施行日を記念し、7月1日を「弁理士の日」に制定しました。





日  時 平成25年6月29日(土)午前10時30分~午後5時10分(開場10:00)
会  場 松下IMPホール(大阪市中央区城見1丁目3ー7)
アクセスはこちら
内  容 第1部 基調講演 10:30~12:40

【基調講演1】 10:40~12:00

iPS細胞技術と知的財産
講演者:高尾 幸成 氏
京都大学 iPS細胞研究所 知財管理室長

総合大学においてiPS細胞技術の知的財産に特化するという特殊な環境下において進められている知的財産の保護活動について紹介します。iPS細胞というノーベル賞の対象となるような新しい技術に対する各国特許庁の対応と他者の知財活動の現状を通してiPS細胞技術の知的財産における問題点や今後の展望を発表し、これらの知見から、新しい産業を生み出す際の知的財産の保護と利用のあり方を考察します。

 


【基調講演2】 12:00~12:40

iPS細胞基本特許を核とした特許ライセンス活動
講演者:白橋 光臣 氏
iPSアカデミアジャパン株式会社 取締役ライセンス部長

2006年8月、京都大学山中伸弥教授らはマウス人工多能性幹細胞(iPS細胞)を樹立する方法(初期化方法)に関する画期的な発明を世界で最初に公表しました。それ以来、国内外の多くの企業などがiPS細胞技術を利用して創薬分野、医療分野等における新製品やサービスの実用化(製品化)を目指し熾烈な研究開発競争を行っています。今回のセミナーでは、iPS細胞技術の実用化の現状について簡単にご紹介させて頂くと共に、弊社におけるiPS細胞基本特許を核としたライセンス戦略及びそれら特許の管理活用(ライセンス活動)の一端をご紹介します。

 



第2部 一般講演 13:40~15:40

【講演1】 13:40~14:10

タカラバイオにおけるiPS細胞関連技術への取り組み
講演者:峰野 純一 氏
タカラバイオ株式会社 常務執行役員 細胞・遺伝子治療センター長

当社は遺伝子工学関連製品の開発で培った技術を用いて遺伝子治療及び細胞医療のプロジェクトを推し進めています。iPS細胞は遺伝子治療と細胞医療のノウハウをそのまま利用できるため、独自の遺伝子導入技術であるレトロネクチンを用いたiPS細胞誘導技術を開発していち早く研究者に提供を開始し、iPS誘導用ベクターをGMP準拠した方法で製造する等、CDMO(ContractDevelopment & Manufacturing Organization)としての事業を展開しています。本講演では、これら当社のiPS細胞関連技術への取り組みをご紹介します。

 


【講演2】 14:10~14:40

ヒトiPS細胞が創る新しい創薬技術
講演者:横山 周史 氏
株式会社リプロセル 代表取締役社長

2012年京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞され、世界的にiPS細胞の研究開発および事業化が進んでいます。㈱リプロセルは2003年の設立以来、世界最先端のiPS細胞技術を利用して事業化を進めてまいりました。iPS細胞は再生医療だけではなく、創薬応用も大きな柱の1つとして注目され、既に実用化が進んでいます。本講演では、当社が世界で初めて製品化に成功した、ヒトiPS細胞由来の心筋細胞、肝細胞、アルツハイマー病神経細胞などの創薬応用の具体事例を中心にご紹介したいと思います。

 


【講演3】 14:40~15:40

iPS細胞を用いたパーキンソン病治療
講演者:髙橋 淳 氏
京都大学 iPS細胞研究所/再生医科学研究所 教授

パーキンソン病は中脳黒質から線条体に投射するドパミン神経細胞が進行性に脱落する進行性の神経難病であります。胎児細胞移植で一定の効果が報告されていますが、量的・質的問題があり、幹細胞を用いた治療に期待が寄せられています。我々はヒトiPS細胞からドパミン神経細胞を誘導し、その移植によるパーキンソン病症状の改善を目指して研究を進めています。本講演ではその成果を紹介し、課題や展望について述べます。

 



第3部
  パネルディスカッション 15:55~17:10


パネリスト(講演順):

高尾 幸成 氏
京都大学 iPS細胞研究所 知財管理室長

白橋 光臣 氏
iPSアカデミアジャパン株式会社 取締役ライセンス部長

峰野 純一 氏
タカラバイオ株式会社 常務執行役員 細胞・遺伝子治療センター長

横山 周史 氏
株式会社リプロセル 代表取締役社長

髙橋 淳 氏
京都大学 iPS細胞研究所/再生医科学研究所 教授

コーディネーター:

細田 芳徳 氏

弁理士 細田国際特許事務所 所長

第1部及び第2部の講演を踏まえ、iPS細胞技術を取り巻く環境(各国法制度の違い、産学連携のあり方)を理解し、iPS細胞技術のような最先端の基礎技術に関する知的財産の保護と利用のあり方、今後の課題などについてディスカッションします。
参加費 無料
定  員 700名
申込方法 以下のいずれかの方法でお申し込みください。
●インターネットでお申し込み
申込を締め切りました。たくさんのお申込ありがとうございました。


●FAX でお申し込み
申込書(PDF758KB)をプリントアウトして必要事項を記入のうえ、
FAX送信(FAX番号06-6453-8210)してください。※参加証は発行いたしません。当日直接会場までお越しください。
但し、定員となり次第、締め切らせていただきますのでご了承ください。
主  催 日本弁理士会近畿支部
後  援 近畿経済産業局、一般社団法人滋賀県発明協会、一般社団法人京都発明協会、一般社団法人大阪発明協会、一般社団法人兵庫県発明協会、一般社団法人奈良県発明協会、一般社団法人和歌山県発明協会、日本知的財産協会
お問い合せ先 日本弁理士会近畿支部 講演会申込係
TEL:06-6453-8200

記者の方→NEWS RELEASE「平成25年度弁理士の日記念講演会」取材依頼
※日本弁理士会近畿支部が行う講演会・セミナー等の案内を希望される場合は→こちら




案内