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パテントセミナー2012 第2回大阪パテントセミナー(基礎編)報告書

日  時 平成24年1月28日(土)午後2時~午後4時
場  所 日本弁理士会近畿支部
テーマ 意匠・商標入門
講  師 弁理士 藤川 順氏
受講生 103名
コメント  大阪パテントセミナー2012の基礎編第2回は、弁理士の藤川先生をお招きして「意匠・商標入門」をテーマに御講義を頂きました。寒い中、100人を超す多くの方にご参加いただきました。一般の方の意匠・商標に対する関心が依然として高いことを実感しました。
 さて、講義のほうは意匠と商標の各テーマを別々に、それぞれ出願から登録までを順に概観するという構成でお話を頂きました。意匠・商標の初学者や実務経験が浅い方をターゲットとした講義であり、知識の整理のためには基本的な流れは崩したくないという藤川先生のご意思は、まさに参加者のニーズにマッチしたものだったと思います。講義では身近な意匠や商標の具体例が随所で紹介され、また、講義中盤では参加者にクイズ形式で問い掛けが発せられました。このような参加者を飽きさせない工夫があったことに加えて、時折笑いを誘う藤川先生の落ち着いた語り口調も相俟って、最後まで受講生を惹き付けて離さない、魅力あふれる講義になりました。講義終盤では、意匠・商標の両制度を製品保護のためにどのように活かすべきか、という総括的なお話もいただき、初学者向けにとどまらない濃い内容の講義になったと思います。
 時間が短かった関係で省略されたスライドもいくつかありましが、いずれも後に資料として利用できるよう丁寧に作り込まれたものであり、参加者は、後の復習の際にも配布資料を有効に活用されるのではないかと期待しています。
 内容が盛りだくさん過ぎて質問の時間は取れなかったことが心残りですが、藤川先生のご好意により講義終了後も質問対応のために長時間会場に残って頂きました。長蛇の列の一人一人に熱心に対応されていたのが印象的でした。
 2時間という短い時間内で意匠・商標という2つの大きなテーマを理解するのは、参加者にとっても大変なことだったと思います。しかし、整理され、かつ、ポイントを突いた講義を通じて基本的事項はしっかりと参加者の胸に刻まれたのではないかと思います。今回のセミナーが、参加者のみなさまの知財業務の一助となれば幸いです。




講師:藤川 順 氏


会場の様子

執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 丹下 園美


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