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「大阪勧業展2015」出展 報告書


日  時 平成27年10月21日(水) 午前10時~午後5時
        22日(木) 午前9時30分~午後4時
名  称 大阪勧業展2015
主  催 大阪商工会議所、堺商工会議所、大阪府商工会連合会
場  所 マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2番5号)
出展内容 無料相談会、知財ミニセミナー、ブース展示
講師・相談員 辻本貴士、田中信治、西村伸也、大森 勇、中田洋二の各委員(21日)
山本 泰、南 力、伊藤世子、垣木晴彦、菊田翔平の各委員(22日)
概  要 (1)大阪勧業展出展について
 大阪勧業展は、大阪府内すべての商工会議所・商工会が共催し、マイドーム大阪展示会会場(1F、2F、3F)にて開催する多業種型総合展示会であり、本年度は過去最多となる347社・機関が出展した。昨年度に引き続き、当知財普及・支援委員会第1事業部会より、①普及活動、②支援対象企業の探索を目的とする出展を行った。
 大阪勧業展では、来場者全て(初日4274人、二日目3841人)が展示会場内を一方通行し、ブース前を通過するシステムを採用しており、当ブース前では昨年度より引き続き利用している垂れ幕(写真参照)が目を惹いたと思われる。
 ブース内には、「ヒット商品を支えた知的財産権」のタペストリー7種、弁理士知財キャラバンポスター、ヒット商品の実物や近畿支部のパンフレット等を展示した。タペストリーは、ブース奥側のパーティション壁面に掲示していたこともあり、ブース外からはやや視認しづらいものの、来ブース者への説明や、ブース内の雰囲気作りに役立った。ヒット商品の実物は、昨年度より数を増やし、ブース手前にも展示したことで、ブース前で来場者が手に取る姿も見受けられた。






(2)知財ミニセミナーについて
  各回約15分の知財ミニセミナーを、各日5回/合計10回、10時台、11時台、13時台、14時台、15時台に開催した。聴講者数は総計50名であった。ミニセミナー案内ちらしを展示会に参加している各企業ブースへ配布したものの、ミニセミナー開催直前に聴講者を確保すべくブース前を通行する来場者に声かけをし、呼び込む必要があった。
  ミニセミナーでは、事前にセミナー講師で摺合せを行い作成したパワーポイント版の標準資料を使用した。資料は、「ちょっと得する知財の話」と題し、知財の活用例の紹介、展示した意匠の出願、ネーミングの重要性、新たな商標、及び弁理士知財キャラバンを説明するものとした。少数相手のミニセミナーであり、聴講者にとっては弁理士の話を間近で聞く機会となり、画面を覗き込む姿なども見られ、興味を持って頂けた様子であった。



(3)知財無料相談会について
 昨年は相談コーナーを1セット用意したが、相談コーナーを使用しているときには、他の来ブース者への対応は立ち話になっていることが多かった。本年は、丸テーブル2台を配置し、より多くの来ブース者の相談を受け付けられるようにした(写真参照)。2日間で14件の相談を受け付け、相談記録を残したが、立ち話程度の相談も含めると20件以上の相談があった。相談の内容は、発明の捉え方から、国内出願、海外出願、実用新案、商標、著作権、弁理士知財キャラバンなど様々であり、知財には関心があるものの日頃はなかなか弁理士等へ相談できていなかったという人に対して、良い無料相談の機会を提供できたと思われる。


相談コーナー

コメント   本年度は、展示品(ヒット商品の実物)の数を増やしブース手前に配置し、相談コーナーにテーブル2台を用意して相談をより多く受け付けられるようにした。展示品によって、来ブース者に興味を持ってもらい、日頃、知財についての様々な疑問などを気軽に相談してもらうことができた。また、昨年度に引き続き「技術、デザイン、ブランド・・・」を謳った横断幕によって、ブース手前から出展内容をイメージしてもらえたのではないかと思われる。
  他出展者のブースを見学して話をしてみたところ、特許出願等を行っていると答える出展者もあった。他出展者への無料相談会/セミナーの案内チラシの配布は、どの程度、相談会等への集客に結びついているか分からないが、弁理士会の知名度アップには確実につながっていくと思われる。
  以上、総合すると、無料相談会での相談件数の増加、ミニセミナー等での来ブース者の関心の深さなど、出展三年目を迎え、大阪勧業展でのブース展示の有用性を実感できつつある。大阪勧業展は、弁理士の顧客となる中小企業が多数一同に会する場であり、今後も工夫した出展を続け、弁理士会の認知度の向上につなげていくべきと考える。
  なお、次年度への提案は以下の通り、
 (1)昨年度に続き、横断幕やヒット商品の実物展示の工夫を行っているが、さらに、ブース前を通過する来場者を立ち留まらせる仕掛けが望ましい。ブース全体が目を惹くような色彩的な工夫や、目を惹く展示物(例えば、はっぴょんの立て看板など)を検討していく必要があると思われる。
 (2)ミニセミナーは、「セミナー時間が短い」という聴講者の意見もあった。1時間ごとに実施しているため15分以上の時間をかけることは、相談対応など他のブース内での作業を考えると難しい。今年度のミニセミナー資料は、次年度参考用に保管し、短時間のセミナーで満足してもらえる内容上の工夫が望ましい。
 (3)立ち話から相談コーナーへの誘導を積極的に行うようにすることが望ましい。
 (4)他出展者への無料相談会/セミナーの案内チラシの配布は、他ブースも手が空いている初日の午前中に終わらせるのが望ましい。
 (5)受付担当の外注、カーゴサービスは有効であり、続けるべき。

以 上
(報告者:知財普及・支援委員会 第1事業部会員 中田洋二)

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