「知財授業報告書」京都府舞鶴市立青葉中学校
日 時 | 平成23年2月15日(火) 14:35-15:25 |
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場 所 | 舞鶴市立青葉中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 1学年5クラス189名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 前日、大阪は積雪3cm。例年になく雪の多い今年、「舞鶴は大丈夫?」との心配は杞憂に終わり、車中から見える山、田、畑の一面の雪景色とは対照的に舞鶴の町中に雪はほとんど残っていませんでした。今回訪問した青葉中学校は、京都府教育委員会の協議会(「結(ゆい)ネットKYOTO」)に参加された先生からの紹介で担当の先生が依頼くださったとのことです。この協議会には知財制度普及委員の赤岡弁理士が参加して、知財授業の紹介を行った経緯があり、普及委員各々がこまめに各地に赴き、さまざまな機会をとらえて紹介活動を行っていることがこのように実を結んでいます。今回この中学校の体育館で、1年生189名に知財授業を行いました。 中学校の知財授業では、最初の寸劇で簡単な侵害事例を扱い、産業の発達のために発明を保護する必要があることを理解してもらいます。寸劇の途中で、何度か児童たちに質問をして意見を出してもらい、一緒に考え、少しずつ理解を深めていく工夫がされています。司会役の大西弁理士が189名の児童たちのまわりを走り回って意見をすくい上げていき、またユメノ社長(発明者)役の吉本弁理士と担任の先生との名演技に、難しい年頃(?)の中学生たちも徐々にひきこまれ、時折笑いが起こりました。 質問に答える児童たちの発言はしっかりとしたものでしたし、最後のクイズタイムまで集中力がきれることはなく、楽しそうに授業を聞いている児童たちの瞳が新鮮でした。実は、私は昨年、青葉中学校からすぐ近くの舞鶴市立倉梯第二小学校にも知財授業のため訪れたのですが、そこで授業をうけていた児童たち(当時小学6年生)が今回の1年生にいたことを授業の後で知り、驚きました。偶然の、とても嬉しい再会に心が温まった一日でした。 |

興味津々の生徒達に講義を行う講師陣
(左写真左から 立川 伸子、吉本 力、大西 正夫 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 立川 伸子