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セミナー報告書「令和7年度第1回MOBIO知財セミナー」


日  時 令和7年6月26日(木)午後3時30分~午後5時30分
場  所 クリエイション・コア東大阪南館2階 産学連携オフィス セミナールーム
主  催 日本弁理士会関西会、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)
テ ー マ 知らないうちにマネしてない?事例で学ぶ模倣対策
講  師 弁理士 松下 正 氏 
参加者 17名
講義内容

 17名の参加者を得て開催された。講義では、導入部分で、模倣が問題となるケースについて説明され、昨今では知財法上の模倣ではなくてもネット上で炎上したり、一般人の感情に訴えたりするケースが増えているとの話をされた。著作権、不競法、意匠、商標、特許の事例説明では、まず、各知的財産権の特徴を説明され、各事例(判決)において裁判所の判断結果を踏まえて、非専門家が抱く印象と異なる場合があることを説明された。その後、最近のトピックスとして、生成AIの問題、フリー素材を用いた配信問題などを紹介され、知財として保護を受けるための方法や、侵害者に対して何ができるかについて説明された。最後に、耳コピして作成されたバンドスコアには著作権は認められないが、民法上の不法行為が認められたことについて説明された。
 質疑応答では2名の参加者からの質問を受け付けて丁寧に回答されていた。
 また、講義の終了後も、参加者個人からの質問を受け付けておられ、時間の許す限り質問に回答されていた。
 講義の終了後の交流会は、参加希望者が4名とモビオの実施規定人数の5名に達せず、中止となった。


以上
(執筆者:関西会 知財普及・支援委員会 西田 直樹)




【セミナー風景写真】


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