第24回知的財産講座報告書
日 時 | 令和6年6月8日(土)午後2時00分~4時15分 |
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場 所 | 奈良県立図書情報館 交流ホール |
主 催 | 奈良県立図書情報館、日本弁理士会関西会奈良地区会 |
対象者 | 一般4組(8名) |
概 要 | テーマ 親子で学ぶ知的財産教室~君も今日からエジソン~ [前半]知財授業「君も今日からエジソン」の講座及び演劇形式の授業 [後半]工作教室「片手で持てるかな」の工作 講 師 知財授業:(講師、司会者)松山徳子、(演者)小野敦史、門田康、中西康文 工作教室:松山徳子、小野敦史、門田康、中西康文 |
内 容 |
(1)奈良県立図書情報館との協働事業である知的財産講座の第24回目となる本講座では、知的財産講座として初めて親子で参加いただく講座形式として、前半(14:00~15:00 )で知財授業を行い、休憩(15:00~15:15)を挟んで、後半(15:15~16:15)で工作教室を行った。 (2)前半の知財授業では、講師により、知財授業「君も今日からエジソン」の資料の流れに沿って、本講座に参加している小学生にも理解できるように、知的財産とは何か、知的財産の種類に加えて、知的財産の専門家としての弁理士の業務についても説明された。そして、実際に特許出願された小学生の発明とその発明に至った経緯などについても紹介され、参加している親子にも知的財産が身近にあることが説明された。 また、上記の説明の後に、「エフ博士がお皿とコップを一つにした食器の発明(サラカップル)をする⇒エフ博士が弁理士に相談してその特許権を取得⇒権利侵害者がサラカップルの模倣品を販売して利益を得る⇒権利侵害者がその特許権により撃退される」というストーリーで我々講師が分担して役を演じて演劇形式にて授業を行い、参加者である親子に、楽しく分かりやすく特許権を取得する重要性や効果を伝えた。 (3)後半の工作教室では、上記の知財授業で登場した「サラカップル」の製作に挑戦してもらった。上記の演劇中に登場した「サラカップル」を自分で作成する楽しさというものもあったようで、親子で相談しつつ、夫々の親子が世界で一つだけの食器の作成を楽しく進めて頂いた。 以 上 |