「知財授業報告書」滋賀県彦根市立東中学校
日 時 | 平成25年2月25日(月) 13:05-13:50、14:00-14:45 |
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場 所 | 彦根市立東中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 弁理士の仕事についての職業講和 |
対 象 | 1学年8クラス280名のうち、希望者約30名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 | コメント | 彦根市立東中学校は、石田光成の居城であった佐和山城に近い文教地区に位置する中学校で、ジャーナリストの田原総一郎氏の出身校でもあるそうです。 今回の知財授業は、滋賀県教育委員会事務局生涯学習課(しが学校支援センター)の「地域の力を学校へ」推進事業の一環として行われた、総合的な学習「仕事人と語ろう」に係る職業講話として行われました。今回の職業講話は、8つの職業についてのプロが、1年生の各教室(8つの教室)で、1年生の中の希望者に、自分の職業の内容に加えて、①職業に就いた理由やプロセス、喜びややりがい、②これまでの仕事に関しての体験談や苦労話、③中学生に対するアドバイス、④仕事をするにあたり中学生で養っておきたい資質等についてお話しするというものです。 私は、まず、入浴剤に関するコンテンツを用いて、知的財産権と弁理士という職業について簡単に説明した後、「13歳のハロワーク公式サイト」を参照して、弁理士という職業の内容について、中学校1年生にもできるだけ分かり易いように説明しました(時間が短かったので、どれ位分かってもらえたかは自信ありませんが・・・)。 その後、用意してきたスライドに基づいて、「私が弁理士になるまでのプロセス」、「私が弁理士になった理由」、「職業上の喜びや、やりがい」、「体験談や苦労話」(私が係った米国特許の例を含む)、「中学生に対するアドバイス」、「弁理士の仕事をするに当たり、中学・高校で養っておきたい資質」について話しました。そして、最後に、「私は、たまたま弁理士になったが、別に弁理士でなくても、飯が食べていければそれでいいと思います。自分に向いている仕事を探して、それを一生懸命やって下さい。」という趣旨のことを話しました。 今日の職業講話を受けた生徒達が、将来の職業を考える上で、私の話を少しでも参考にしてくれたら嬉しく思います。 |
![]() ![]() 興味津々の生徒達に講義を行う講師 (水田愼一 弁理士) |
近畿支部知財授業担当 水田愼一