「知財授業報告書」大阪府堺市立浜寺小学校
日 時 | 平成25年2月25日(月) 10:45-11:30 |
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場 所 | 堺市立浜寺小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 5学年3クラス101名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 今回は、赤岡和夫弁理士と二人で、堺市立浜寺小学校の5年生3クラスの知財授業を担当しました。本校は赤岡弁理士の地元であり、母校でもあり、知財授業も継続して行わせて頂いている学校です。会場には既にプロジェクタがセッティングされており、スムーズに受け入れてもらえました。 私自身、知財授業は久しぶりでした。知財授業は、最近では、途中の寸劇のパートにおいて、エフ博士の発明品を模倣する怪人X役を学校の先生に手伝って頂くようになっているとのことでした。寸劇のパートまで、赤岡弁理士が司会を担当することになり、私は、寸劇のパートでエフ博士を担当し、寸劇後は司会を担当することになりました。 堺市立浜寺小学校の生徒さん達は、知財授業の反応がとてもよく、有名な発明者についての問いや、発明紹介でのアイデアについての発言も、積極的に手を挙げて答えてもらえました。また、特に寸劇にて、学校の先生が怪人Xに扮して登場する場面では、大変盛り上がり、その後も最後まで集中して授業を聞いてもらえました。また授業後も休み時間が許す範囲で、紹介した発明品のサンプルを触ったり、使用したりし、非常に興味を示してくれました。 知財授業では、「発明」が身近なところにも存在し、日常のちょっとした不便を解消するアイデアが十分に「発明」であること、また、そのようなアイデアを生み出す「創作行為」の楽しさ、他者のアイデアを尊重する必要性、アイデアを守る「特許権」の存在、さらに、「特許権」を通じて「発明者の利益」が守られ、次の「新たな発明品」が生まれていく「知財創造プロセス」が、小学生にも分かり易いプログラムで纏められており、実際に授業をしていていつも感心させられます。 また、今回は、寸劇に先生も巻き込むことで、飽きがなく、興味も持って集中して聞いてもらえるようにプログラムが改善されていることにも、感心させられました。 ということで、今回、堺市立浜寺小学校の5年生の生徒さん達に「知財マインド」を植え付けるミッションは成功したのではないかと思います。 |
![]() ![]() 興味津々の児童達に講義を行う講師陣 (左写真左から 山根 広昭、赤岡 和夫 各弁理士) |
近畿支部知財授業担当:山根 広昭