「知財授業報告書」 兵庫県神戸市立神陵台中学校
日 時 | 平成25年10月9日(水) 13:25-15:15 |
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場 所 | 神戸市立神陵台中学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 発明工作授業 |
対 象 | 1学年3クラス102名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会 |
コメント | 今回、発明工作授業を行うために訪問したのは、明石市との市境近くにある神戸市立神陵台中学校です。学校の最寄り駅である朝霧駅からは、明石海峡大橋とその先にある淡路島を望むことができ、とてもすがすがしい気持ちで学校へ赴くことができました。 授業は3クラスに対して2コマを使って行いましたが、1コマ目が2クラス別々でしたので、経験豊富な田中聡弁理士が一人で1クラスを担当し、柳瀬智之弁理士と私がもう1クラスを担当しました。発明工作授業では、生徒一人一人に回転台を作成してもらいます。今回は中学1年生が対象ということで、中学生といえば、多感な時期のため、積極的に授業に臨んでくれるだろうかという心配もありました。しかし、中学生に特有の照れはあるものの、多くの生徒が積極的に工作に取り組んでくれました。生徒たちには、どのような問題が存在するかに気付いてもらい、その問題をどう工夫したら解決できるのかということを考えてもらうようにしました。特に、ベテランの田中弁理士は途中で手が止まっている生徒にも的確なアドバイスを与え、巧みにリードしていきました。生徒たちに現状の問題点を理解させることで、答えを与えなくても各自が工夫をして、様々な発明が生まれて行きます。担当の先生のお話では出来上がった作品を文化祭で展示してくれるそうです。この授業をきっかけに発明をすることの楽しさに気付いてくれたらうれしいなと感じつつ学校を後にしました。 |


発想力豊かな生徒達と工作を行う講師陣
(左写真 柳瀬 智之、右写真左から田中 聡、淡路 俊作 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 淡路 俊作