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知財授業報告書「大阪市立矢田小学校」

近畿支部知財授業担当 森 俊也


日  時 平成29年10月6日(金) 13:55-14:40
場  所 大阪市立矢田小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6年生2クラス34名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会
講  師 竹口 美穂、森 俊也
コメント  この度、大阪市東住吉区にある大阪市立矢田小学校を訪問し、竹口美穂弁理士と共に小学生向け知財授業(寸劇)を行いました。矢田小学校は初めての訪問先です。矢田小学校は、大阪市立矢田南中学校と同じ敷地内にあり、「やたなか小中一貫校」の名称の小中一貫校です。私は初めて小中一貫校の存在を知りました。校長の武井先生によると、小学校の高学年から一部教科担任制が導入され、中学校の教師が小学生を指導しているそうです。非常に興味深い制度だと感じました。
 さて、今回の担当は6年生の2クラスで、一度で2クラスに対して授業を行いました。最初はぬいぐるみのチャッピー君の腹筋、背筋運動で児童達の興味を引き、発明品の紹介へ移りました。一部の児童達は非常に積極的で皿カップルや肩ブレラ等の体験では手を挙げて参加してくれました。寸劇では、私はF博士をしたのですが、久しぶりの寸劇で少々緊張してしまいました。一方、怪人X役の先生は非常に板についており、児童達にも大うけで流石は先生と感服しました。寸劇の後でも安い模倣品の方を買うという児童達もいました。最後はクイズコーナーです。乾電池の発明者が日本人というところで大半の児童がNoを選択し、全問正解者はいませんでした。
 知財授業終了後の休み時間でも多くの児童達は紹介した発明品を実際に手に取って遊んでおり、発明そのものよりも変わった商品に興味津々のようでした。
 今回の知財授業を通して、児童達に知財の大切さ、弁理士の仕事等について少しは理解してもらえたと思います。今後もこのような活動を継続していきたいと思います。


 

興味津々の児童達に講義を行う講師陣


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