「知財授業報告書」滋賀県栗東市立治田東小学校
日 時 | 平成23年2月22日(火) 13:55-15:30 |
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場 所 | 栗東市立治田東小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 6学年3クラス94名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 今回は、名神高速道路沿いでありながら、自然豊かで閑静な環境にある治田東小学校を訪問しました。校長先生のお話では、ピアノの調律師、プロ野球選手、調理師等、さまざまな外部講師をお呼びして、実際の職業に触れる機会を多く持っているということ、また、それらの授業を通して、将来の道を決めるきっかけとなった児童がいること、を伺い、襟を正して授業に臨みました。 授業は、図工室に3クラスが集まり、2時限をつかい、前半は松成弁理士の名司会のもと知財授業の通常のコンテンツを行い、後半は鹿嶌弁理士により、ノーベルのダイナマイト、ライト兄弟の飛行機を例に、発明と特許について、わかりやすく、興味深く説明をしていただき、筆者からは、消しゴムの不便を解消するアイデアを子どもたちに考えてもらい、カドケシに至る話をさせていただきました。普段より長い時間ということで、心配したのですが、三人の協力とアイデアにより、内容の濃い、盛りだくさんの授業になったのではないかと自負しています。 最後の質問のコーナーでは、子どもでも発明をできるのか、どういう分野のものが発明になるのか、といった質問が飛び出し、まさに、この授業を通して、子どもたちに発明に関心を持っていただいたことを実感できました。この授業が、子どもたちの技術・発明・特許への興味を持つきっかけとなってくれれば、と思います。 |

興味津々の児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 鹿嶌 宗、松成 靖典、浅野 能成、 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 浅野 能成