「知財授業報告書」サイエンスフェスタ科学の祭典2010
日 時 | 平成22年8月21日(土)、8月22日(日) |
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場 所 | ハービスホール |
名 称 | 青少年のための科学の祭典2010大阪大会(サイエンス・フェスタ) 「知的財産特別授業」 |
主 催 | (財)日本科学技術振興財団・科学技術館、日本物理教育学会近畿支部など |
内 容 | 「君も今日からエジソン」・「きみだけのオリジナル回転台を発明しよう」 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 |
コメント | 梅田ハービスホールで開催された青少年のための科学の祭典2010大阪大会(サイエンス・フェスタ)に、昨年に引き続き出展しました。関西最大規模で開かれるファミリー向け科学イベントであるサイエンス・フェスタは、中学/高校/大学の科学部・民間の科学サークル・科学技術館・企業などが、さまざまな趣向を凝らした理科実験・工作教室をブースやステージなどで行う一大イベントです。開場の午前10時前には、既にホール入口には家族連れの列ができ、開場後は小学生・中学生・高校生・保護者や理科の先生などで、あっという間に会場は熱気に包まれました。 知財制度普及委員会は、2日にわたって計4回の知財授業「君も今日からエジソン」と発明工作授業「きみだけのオリジナル回転台を発明しよう!!」を実施しました。 「君も今日からエジソン」は、日頃から知財制度普及委員会が近畿一円の小学校に出向いて、主に小学5・6年生を対象におこなっている知財出前授業ですが、サイエンス・フェスタでは、大勢の子どもと大人が見守る中、ステージを使って行いました。いつもの教室とは様子が違い、最初は、ステージと客席の距離感もあり戸惑うこともありましたが、発明品を見せるため講師がステージから降りて会場の後ろまで回って行ったり、また子どもたちにステージに上がって自分のアイデアを発表してもらううちに、一体感も出て盛り上がってきました。そして後半の「クイズタイム」では、子どもたちに混じって保護者の方までも手を上げて参加していただき、あっという間に50分が経ってしまいました。 また、午後に行った発明工作授業では、整理券を受け取ることができた子どもたち40人が工作教室でビー玉を作った回転台作りに取り組んでくれました。低学年から高学年の小学生が主でしたが、みんな一生懸命に創意工夫をしてオリジナルの回転台を作ってくれました。最後までできずにお母さんに手伝ってもらった小さい子どももいましたが、それぞれが楽しんでくれたのではないかと思います。 理系離れが叫ばれる中、多くの真剣な子どものまなざしを見ることができ、充実した一日を過ごすことができました。今年で2度目のサイエンス・フェスタ出展となりますが、今後も少しでも科学に興味を持つ子ども達に、発明の楽しさや知財制度を知ってもらえたらと思います。 (1日目講師:赤岡 和夫、吉岡 亜紀子、光明寺 大道) (2日目講師:千原 清誠、岡本 智之、寺内 伊久郎) |

サイエンスフェスタでの講師陣の様子
(左写真左から 岡本 智之、千原 清誠、寺内 伊久郎 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 寺内 伊久郎