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「知財授業報告書」 堺市立神石小学校

日  時 平成22年1月28日(木) 午前10時45分~11時30分
場  所 堺市立神石小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 5学年2クラス 47名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 今回は、大阪府堺市の神石小学校を訪問させていただきました。当日は午前9時30分に南海本線石津川駅に集合。ところが、まさにバケツをひっくり返したような大雨で、大慌てでタクシーに乗り込みました。タクシーに揺られること約10分、神石小学校に到着。校長先生の話によると、この近辺は古くからの住宅が比較的多く、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に暮らしているため落ち着きのある子供が多いとのことでした。
機材の準備後、軽く事前練習をしていると、早速、一方のクラスの児童たちが教室に入ってきました。その時点では先生がいませんでしたが、みんな並んで静かに座って授業の開始を待っていました。あまりに静かだったので、こちらが少し緊張するぐらいでした。赤岡弁理士が遠足のことを児童たちと話しているところへ、もう一方のクラスの児童たちも教室に入ってきました。
さて、いよいよ知財授業開始です。ぬいぐるみのチャッピー君で児童たちの気持ちをこちらへ引き込んだ後、発明への第一歩である「生活の中のちょっとした不便を解決すること」をみんなで考えます。皿とコップの問題、シャンプーの問題、傘の問題です。児童たちは積極的に参加してくれて、頭を捻りながら一生懸命考えてくれました。これをきっかけに、普段の生活の中で色々考えて工夫するという機会を少しでも増やしてほしいと思いました。
続いて、寸劇です。児童たちは熱心に観てくれていて、時々笑いも起こります。怪人Xに対しては「どついたる」「けったる」という過激な意見がありましたが、「どっちを買う?」という質問には、(安い方の)怪人Xのものを買うという意見が大多数でした。やはり堺商人の血が流れているのでしょう。しかし、この寸劇によって、「世の中には真似をしてはいけないものもある」ということを児童たちに伝えることができたと思います。
寸劇の後はやや駆け足で進みましたが、児童たちは最後まで興味を持って参加してくれました。



積極的な児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 冨田光治、赤岡和夫 各弁理士)
(右写真左から 河本 悟、冨田光治 各弁理士)



近畿支部知財制度普及委員  河本 悟


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