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「知財授業報告書」 京都市立桂川小学校

日  時 平成20年5月28日(水) 午後1時45分~2時30分、2時30分~3時15分
場  所 京都府京都市立桂川小学校
名  称 「知的財産特別授業」
内  容 君も今日からエジソン
対  象 6学年4クラス 133名
担当部署 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会
コメント 今回は、京都市は西京区・桂川のほとりに位置する、京都市立桂川小学校にお邪魔しました。
桂川小学校は1976年に開校された比較的新しい学校ですが、元を辿れば1872年に開校された歴史ある桂小学校の分校であり、桂川の街並みからも、昔ながらの農村特有の風情を感じ取ることができました。
小学校に到着すると、校長先生をはじめ、お会いする先生方が口を揃えて「うちの児童はみんな良い子ですが、6年生だけは、ちょっと元気が良すぎましてね・・・」とおっしゃいます。元気は良いに超したことないですよ!と答えながらも、どうして皆さんここまで心配されるのかと、講師陣も一抹の不安を抱きつつ、授業が行われる音楽室へ向かいました。
そこで出会ったのは・・・なるほど、「元気が良すぎる」とは良く言ったもので、授業前に発明品を見つけて触りだしたり、気持ちが我々に向いてなかなか担任の先生の言うことを聞かなかったり・・・と、自由気儘なベクトルを持ち合わせた児童達でした。それでも、知財授業については百戦錬磨の講師陣のこと、何とか場の雰囲気を盛り上げつつ、無事に授業を終えることができました。
今回はなかなか教え甲斐があったよね、と感想を述べ合っていると、担当の先生が戻ってこられて、一言、「児童達には常々『口から出まかせで話すのではなく、頭を使って知的に話すことを心がけなさい』と教えているのですが、あの××君(いわゆる元気の良すぎる子)が、『今日の弁理士さんたちって、知的な感じがしたよね。ああいうのが知的な話し方やんね』なんて言うんですよ。びっくりしました。」と教えてくれました。
単にテーマが「知的財産」だから「知的」と感じたのか、メイン担当の丹野弁理士が本当に「知的」であったからなのかは知る由もありませんが、元気の良すぎる子から褒められてイヤな気分になる訳がありません。これだから知財授業はやめられないよね・・・と言いつつ、3人で学校を後にしました。


元気いっぱいの児童達に講義を行う講師陣
(左写真左から 道坂伸一、丹野寿典、齊藤 整 各弁理士)



近畿支部知財授業担当  齊藤 整


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