「知財授業報告書」 神戸市立有野東小学校
日 時 | 平成17年11月6日(火) 午前10時45分~11時30分 |
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場 所 | 神戸市立有野東小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
対 象 | 5学年2クラス 54名 |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 弁理士制度普及委員会 |
コメント | 今回は、緑豊かな小高い丘に建てられている神戸市立有野東小学校にやってきました。校庭には元気いっぱいに走りまわる子供たちで溢れ、校舎内には子供たちが飼育している金魚やザリガニや、栽培したさつま芋がいっぱいありました。 授業が始まると、最初は興味がなさそうにしていた子供たちも、サラカップルやカタシャンボタルといった発明品を紹介すると、身を乗り出して発明品に触れたり見たりして、「いいな~これ」、「売ってるの?」といった色々な感想が飛んできました。 エフ博士と怪人Xの寸劇では、怪人Xが登場すると身につけたマントが反対だったことで盛り上がり、弁理士の仕事や発明を守るしくみについて、楽しく理解してくれた様子でした。クイズタイムでは、今まで大人しそうにしていた子供たちも、乾電池やヘッドホンステレオが、日本人の発明品であることにビックリした様子で盛り上がりました。 授業が終わってからは、子供たちがいっぱい集まって、授業で紹介した発明品を見たり、触れたりしました。中には、「サラカップルの蓋がちゃんと嵌らないから、ポップコーンがジュースの中に入っちゃうよ」、「カタシャンボトルのポンプが固すぎるよ」といったように、発明品の問題点に着眼する子供もいました。「すごいね。そういった問題点に気が付くことが大事なんだよ。どうしたら良くなるのか発明してみてよ。」と声を掛けると、真剣な表情で色々と考え出し、ここに発明家が誕生しました。 このように、子供たちには今日の授業を通して物づくりや発明に興味を持ってもらい、創造力豊かに元気よく成長していってもらいたいものです。 |

子供たちに熱心に講義を進める講師陣
(右写真左から 小川泰典 山口慎太郎 永井道彰 各弁理士)
近畿支部知財授業担当 小川 泰典