「知財授業報告書」堺市立登美丘西小学校
日 時 | 平成24年12月13日(木) 13:50-14:35 |
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場 所 | 堺市立登美丘西小学校 |
名 称 | 「知的財産特別授業」 |
対 象 | 6学年3クラス107名 |
内 容 | 君も今日からエジソン |
担当部署 | 日本弁理士会近畿支部 知財制度普及委員会 | コメント | 堺市立登美丘西小学校は、南海高野線北野田駅から国道310号側に約1kmの住宅地にある小学校で、ルーツは1872年(明治5年)狭山郷学分校に遡ることができ、創立140周年という歴史のある小学校です。今回、知的財産特別授業には初めて申し込みをいただき、最上級生の6学年3クラス107名対象として、広い体育館の前面でプロジェクターを使用して、ピリッとした雰囲気の中で知財授業をさせていただきました。 三宅弁理士の流暢な司会で静かな調子で始まりましたが、サラカップル、カタシャンボトル、肩ブレラと実物による発明の説明になると、児童たちはすぐに反応し始め、実演参加依頼にも盛んに手が挙がりました。また発明品を回覧すると目を輝かせて活発に意見を出してくれました。小学校の先生にも怪人X役で寸劇に参加していただきましたが、はまり役だったようで、児童たちの反応も非常に好評でした。最後のクイズではいつものように盛り上がりを見せて無事終了しました。 今回対象が登美丘西小学校の6年生ということもあって、知識も豊富で「乾電池を発明した人は日本人ではなくて、ボルタの電池のボルタではないの?」など授業終了後に幾つかの上級生らしい質問がありました、またほとんどの児童たちは、真剣に授業内容のメモをとっていて、その態度に好感が持てました。授業後の校長先生とのお話の中で、企業の商品開発と弁理士の役割についての話になり、少し前のデジタルカメラと最新のデジタルカメラの実物を比較されて、こんなに薄型になった過程で多くの新しい発明が創出されていることを気付かれ、弁理士の活動に対しても非常に興味を持っていただけました。来年もまた知的財産特別事業のご依頼があることを期待しながら、学校を後にしました。 |
![]() 興味津々の児童達に講義を行う講師陣 (左写真左から 北川 俊治、三宅 康雅 各弁理士) |
近畿支部知財授業担当 北川 俊治