講師派遣報告書「京都大学 知的財産論Ⅰ『知的財産権概論(1)』」
日 時 | 平成27年4月28日(火)午前10時30分~12時 |
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場 所 | 京都大学吉田キャンパス吉田南総合館 共西32講義室 (京都市左京区吉田二本松町) |
主 催 | 京都大学 |
対象者 | 学部生 10名 |
テーマ | 知的財産権概論(1)~特許権・実用新案権・意匠権及び関連条約等~ |
講 師 | 立川 伸子 会員(登録番号15052) |
内 容 |
京都大学「知的財産論Ⅰ」講義の第3回目として、「知的財産権概論(1)~特許権・実用新案権・意匠権及び関連条約等~」という内容の講義をしました。最初に、知的財産の社会における重要性を理解してほしい意図から、アップル対サムスンのスマホ特許訴訟およびサントリー対アサヒのノンアルコールビール特許訴訟の紹介をしました。どちらも学生にとって身近なものですので、興味を持って聞いてもらえたように思います。 その後、産業財産権について概要を説明しながら弁理士の仕事について紹介をしました。続いて、特許権、実用新案権、意匠権、及び関連条約それぞれについて、具体例を示しながら説明をしました。各論について詳細に説明する時間はありませんでしたが、概要はつかんでいただけたと思います。 この講義では「知的財産権制度が、社会にとって、すなわち皆さんの現在及び将来においていかに重要かを学び、今後も関心を持ち続けてください」と伝えました。大学生の早い時期に、知的財産について基礎的な知識を習得することは大切だと思います。 |
以上
(執筆者:立川 伸子)