講師派遣報告書 (一社)日本電線工業会大阪支部 技術研究会 「貴社のお宝発掘 ~知って役立つ!知的財産活用入門セミナー~」
日 時 | 平成30年11月16日(金)午後3時30分~5時 |
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場 所 | 船場センタービル4号館 3階(大阪市中央区船場中央2-1-4-301) |
主 催 | (一社)日本電線工業会大阪支部 技術研究会 |
対象者 | 一般25名(日本電線工業会大阪支部 技術研究会所属者) |
テーマ | 貴社のお宝発掘 ~知って役立つ!知的財産活用入門セミナー~ |
講 師 | 鴨 みどり 会員(登録番号16194) |
内 容 | まず、有形財産と無形財産の説明から始め、無形資産で稼ぎ、無形資産で会社の価値が決まる時代となっていることをお話した。そして、無形財産の知財活用によって会社の立て直し及び急成長が実現できた具体例を挙げ、知財活用の有用性を説明した。 製品は知財の集合であることを再認識していただき、自社の製品に含まれる知財の再確認をして課題を抽出し、新たな知財を発掘していくことを提案した。 より具体的な手順として、自社製品を改良する場合と、競合他社がある場合とを例にとり、知財発掘に必要なアプローチ方法を説明し、このアプローチによる知財の「見える化」の大切さを説明した。知財発掘による企業の活性化例として、松下幸之助氏が創業時から知財権を重要視して積極的にその活用を図り、企業活動を活性化したこと等について説明した。 また、自社内の内部技術やマニュアル、データベース等についても見直すことで、知財として活用できることを説明した。 その後に、知財4法による知財権による保護方策について説明した。そして、電線に関する特許について数例を挙げて、具体的に特許を身近に感じてもらえるように、従来技術と課題と解決手段と効果を記載することを説明した。 |
執筆者:鴨 みどり