パテントセミナー2011 第4回大阪パテントセミナー(基礎編)の報告
日 時 | 平成23年2月10日(水)18時30分~20時30分 | ||
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場 所 | TKP大阪本町ビジネスセンター | ||
テーマ | 外国出願入門 ~国際的な特許戦略の基礎~ |
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講 師 | 弁理士 宇治 美知子 | ||
受講生 | 123名 | ||
コメント | パテントセミナー2011の大阪基礎編第4回では、弁理士である宇治美知子先生に外国出願についての基礎的な内容をご講演頂きました。 アジア弁理士協会日本部会理事を歴任されるなど、国内外の特許出願に精通される宇治弁理士は、特許協力条約(PCT)国際出願制度の概要および手続、諸外国における特許権取得時の留意点などについて非常に多岐にわたる内容についてご説明いただきました。 講義の前半では、特許協力条約(PCT)国際出願制度の概要と、各制度における実務上の注意点について、まんべんなく丁寧にご説明頂きました。講義の後半では、アメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国、ロシア、インドなど、日本人の出願が多い国、今後ますます増えるであろう国の制度の概要と、実務上の注意点などをコンパクトに纏めてご説明頂きました。 質疑応答の時間には沢山の方々からの質問が相次ぎ、また、講義終了後には質問者が長蛇の列をなしました。宇治弁理士はそのすべての質問に丁寧に答えておられました。会場の熱気に外国での知財活動への注目度の高さを感じました。
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執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 千原 清誠