パテントセミナー2011 滋賀パテントセミナー(午後の部)の報告
日 時 | 平成23年2月26日(土)午後1時30分~午後4時 | ||
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場 所 | コラボしが21 | ||
テーマ | クレーム解釈の基本的な考え方 ~出願時・中間手続時におけるクレーム作成の留意点~ |
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講 師 | 弁理士 五郎丸 正巳 | ||
受講生 | 80名 | ||
コメント | 午後の部は、滋賀地区会地区会長(岸本忠昭会員)による挨拶に始まり、次いで五郎丸正巳会員に「~出願時・中間手続時におけるクレーム作成の留意点~」というテーマでご講義頂きました。 この講義では、前段で、クレーム解釈の基本的な考え方、およびクレーム解釈をめぐる問題点について、後段で、均等論の5要件について、豊富な判例を盛り込みながら解説して頂きました。判例動向や個々の解釈を取り纏めることはかなり大変であったかと思います。 均等論については出席者の興味も高く、多面的な質問を頂き、五郎丸会員が丁寧に対応されていたことが印象に残りました。この講義は会員にとっても大変勉強になる内容であったと思います。 今年度も、滋賀のパテントセミナーは盛況でした。滋賀地区でのパテントセミナーが定着したことを嬉しく思います。また、今年度の講義のテーマは実務者向けであり、過去3回のパテントセミナーと異なり企業の知財担当者の参加が多かったように思い、土曜パテントセミナーの今後の方向性が見えてきたように思います。
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執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 岸本 忠昭