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パテントセミナー2013 第1回大阪パテントセミナー(基礎編)報告書

日  時 平成25年1月12日(土)午前10時~午後12時30分
場  所 日本弁理士会近畿支部
テーマ 特許・実用新案入門
~権利の取得からその活用まで~
講  師 弁理士 立川 伸子 氏
受講生 122名
コメント  パテントセミナー2013の基礎編第1回目は、弁理士の立川伸子先生をお招きして「特許・実用新案入門」というテーマでご講義いただきました。受講者も120名を超える大勢の方々にご参加いただきました。
 講義の最初にお正月という時期にも合わせて切り餅事件を例にして特許権の権利内容をわかり易く概略説明されました。立川先生が冒頭に切り餅事件はご存知ですかという問い掛けに対して受講者の多くの方がご存知のようであったので、以降の講義内容も理解し易いものであったと思います。
 そして、講義は、知的財産権、産業財産権、弁理士の仕事等をご説明され、法目的を初めに特許制度全般、また、特許制度と対比して実用新案制度について、ご講義いただきました。講義では、法律用語とともに、その内容について例を挙げたり平易な言葉に置換える等してわかり易く丁寧にご解説され、知財実務の未経験者であっても基礎知識が十分得られたものと思います。また、要所でブレイクタイムとしてトピックス等を挿入して、受講者の方にとって退屈しないように配慮されていました。
 今年の基礎編は、昨年よりも30分長い2時間半の講義でしたが、受講者の皆さんは最後まで関心をもって受講されていましたし、また、講義終了後は立川先生のところに質問者の長い列ができ、大変盛況でした。アンケートにも基礎的なことがよく理解できた、具体例を示していただいて分かり易かった等のコメントが多く寄せられており、受講者の方には有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。




講師:立川 伸子氏


会場の様子

執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 宮崎栄二


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