パテントセミナー2013 奈良パテントセミナー 報告書
日 時 | 平成25年2月9日(土)14時~16時30分 | ||
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場 所 | エルトピア奈良 | ||
テーマ | 外国特許出願入門 ~技術をグローバルに保護するために~ |
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講 師 | 弁理士 冨田 光治 氏 | ||
受講生 | 29名 | ||
コメント | パテントセミナー2013 奈良では、冨田弁理士をお迎えして、「外国特許出願入門 ~技術をグローバルに保護するために~」という標題の講義をしていただきました。 ご講義は、1.外国で特許権取得が必要な理由、2.外国で特許権を取得する方法、3.主要国の特許制度についての講義でした。 1.外国で特許権取得が必要な理由では、各国で独立して特許権が必要なこと、そのため、商品の製造国、販売国での特許権が必要であることについてご講義いただきました。2.外国で特許権を取得する方法では、パリルート、PTCルートのそれぞれについて、実際のところ、時期的なところを詳細にご講義いただきました。3.主要国の特許制度の概要では、米国の改正、中国、韓国、台湾、ユーロッパの特許制度に関して、出願、審査請求、審査などの流れについて、ご講義いただきました。 2時間半の講義時間のうち、10分間の休憩時間を除き、熱意をもって受講者の方々に講義いただきました。講義の最後で、質問の時間を設けられました。いくつか質問がありました。特に、米国特許の改正、中国特許制度に関する質問が多かったです。 講義後も、会場で富田先生に質問、名刺交換などの交流をされる方が多かったです。奈良でのセミナーは大阪でのセミナーと異なり、参加者が少なく、講義が聴きやすく、質問も十分できたかと思いました。
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執筆者: 近畿支部知財制度普及委員会 光明寺 大道