米国特許基礎セミナー 報告書 第1回
日 時 | 平成23年1月13日(木) 午後3時~5時30分 | ||
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会 場 | 学校法人常翔学園 大阪センター梅田 毎日インテシオ3階 301・302会議室 | ||
テーマ | 「米国特許全般的な基礎知識」 | ||
講 師 | 米国ニューヨーク州弁護士 矢部 達雄 氏 | ||
コメント | 米国特許基礎セミナーとして、平成23年1月~4月に月1回、計4回のシリーズで、米国ニューヨーク州弁護士の資格を持つ矢部 達雄先生に講演して頂く予定であり、今回は、その第1回として、米国特許制度の概要について、ご講演頂きました。 具体的には、以下の内容について、ご講演頂きました。 1. 合衆国憲法と米国特許 2. 101条(特許保護適格性) 3. 発明者とは? 4. 合衆国で生じた発明を基に日本出願OK? 5. 発明日とは?(116条) 6. IDS:権利化に不利な情報を開示する義務? 7. 102条:(新規性)本当に先発明主義か? 8. 103条:(自明性)自明性の判断基準? 9. 112条第1、2項:明細書 10.112条第3~5項:クレームの形式(独立、従属、多数項従属クレーム) 11.112条第6項:Means + Functionクレームとは? 12.出願から権利化までの費用? 13.中間処理に関するルール?応答期間を徒過したらおしまいか?規則1.137 14.審判請求 15.米国の均等論とは? 16.究極のクレーム判断者は誰? 17.その他、米国特許特有の制度 18.昨今の注目ポイント(判例など) 講演では、実務上の経験談等を交えつつ、法令や判例について分かり易く説明して頂き、実務上有意義な情報を提供して頂きました。 多数の参加(122名)があり、また講演後にも、多数の質問が寄せられ、大盛況のうちに終えることができました。
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(書記:薮 慎吾)