日本弁理士会知財ビジネスアカデミー大阪プレコース丸島ゼミ第2回報告書
開催日時 | 平成19年10月12日(金) 午後6時~午後9時50分 |
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開催場所 | 日本弁理士会近畿支部 会議室 |
受講者数 | 20名 |
報 告 | 平成19年10月12日、「企業における知財戦略支援ゼミ(基礎)」(通称:丸島ゼミ)第2回が開催されました。 まず、チューターの井上一先生より、今回から新たにチューターとして参加される吉田玲子先生と、今回オブザーバーとして参加される日本弁理士会近畿副支部長である吉田稔先生の紹介がありました。 その後、丸島儀一先生による講義開始・・・と思いきや、今回の丸島ゼミは、丸島先生からの一方的な講義ではなく、受講生を4グループに分けて討論形式で進められることが井上先生から発表されました。まず、テーマの検討時間として50分が与えられ、その後、2つのチームが同じテーマについて発表及びディベートを行い、残りのチームが陪審員、丸島先生が判事となり、勝者を決めるという流れです。負けたチームにはペナルティー(宿題)が課されるため、受講生も真剣です。 まず、A・Bチームが「企業におけるIP重視の環境、仕組みづくり」について発表し、活発な意見交換が行われました。その結果・・・Aチームが辛うじて勝利!敗者のBチームはレポートを作成しなければならず、意気消沈です。 次に、C・Dチームによる「IP重視の三位一体の活動戦略」に関する発表およびディベートが行われ、陪審員と丸島判事の出した結論は・・・Cチームの勝利!敗れたDチームは、やはり次回までにレポートを作成しなければなりません。 その後、丸島先生からこれらテーマに関する総括的な講義があり、Q&Aの後、チューターの吉田先生によるプレゼンテーション([1]知財マインドの浸透/[2]知財センス向上の働きかけ/[3]発明創出支援、事業を強くするための権利化支援)が行われ、第2回丸島ゼミはお開きとなりました。 気がつけば、時刻は既に9時50分。4時間弱という長い時間を感じさせない、濃密かつスピード感溢れるゼミでした。 |
運営委員:齊藤 整