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日本弁理士会知財ビジネスアカデミー大阪プレコース丸島ゼミ第4回報告書

開催日時 平成19年11月9日(金) 午後6時~午後9時50分
開催場所 日本弁理士会近畿支部 会議室
受講者数 19名
報    告 平成19年11月9日(金)、第4回丸島ゼミが開催されました。今回も、前回と同様に、A~Dの4班が課題に対する検討を行い、検討結果を発表し、ディベートを行いました。
A、B班の課題は、グローバルな権利化戦略および技術標準化戦略に関して、です。C、D班の課題は、技術流出の防止策に関して、です。
受講者は、弁護士、企業の知財部員、研究者、および特許事務所の所員などバラエティに富んでおり、意見や質問の内容には各々の立場の特色が感じられました。日頃の業務では、いつも同じ視点で物事を考えたりしがちです。本ゼミは、このような様々なメンバの中で意見を交し合うことができるので、いつもとは違う視点があることを改めて気付かせてくれます。
上記の班活動の後、丸島先生の講評を頂きました。受講者全員は、真剣に聞き入っていました。本ゼミでは、受講者は、短い時間ではあるものの、各人の意見を纏めたりディベートを行ったりしています。それゆえ、丸島先生の講評は、自分たちの誤った認識や自分たちに不足している観点を効果的に気付かせてくれ、印象深く受講者の心に刻まれます。
言うまでもなく、知財は、企業が勝ち抜くために用いられるものです。また、天然資源に乏しい我が国にとって、知財は、非常に重要な財産です。よって、「企業における知財戦略」は、知財に関連するすべての立場の者にとって重要なテーマです。今後も、丸島ゼミが開催されることを期待します。また、応用編の開催も期待します。



運営委員: 坂田 泰弘

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