平成17年度 弁理士の日記念講演会 模倣品の輸入差止-実例を中心として-
開催日時 | 平成17年7月2日(土) 午後1時00分~午後4時50分 (開場 午後12時00分) |
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開催場所 | テイジンホール(大阪市中央区南本町1-6-7) 地下鉄中央線/堺筋線 堺筋本町駅2番出口連絡 |
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開催内容 |
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来場者数 | 講演会 約160名 |
講演会は本庄武男支部長の挨拶に始まった。
講演会第1部では、輸入差止の実務を担う税関、輸入差止申立制度のユーザである企業、申立の代理人となる弁理士という、それぞれ異なる立場からの実例を中心とした具体的な講演内容に、来場者は熱心に耳を傾けていた。
中国弁護士である徐申民氏からは、中国における“輸出”差止の実務について講演がなされた。
講演会第2部のパネルディスカッションでは、来場者から多くの質問が各パネリストに寄せれ、活発な討論が繰り広げられた。中国における知的財産保護制度への関心の高さも窺えた。
竹内耕三副会長の挨拶の後、来場者からの拍手に包まれ講演会は盛況のままに幕を閉じた。
会場では模倣品の展示が行われ、開演前や休憩時間には来場者がショーケースに入った真正品と模倣品とを真剣な眼差しで見比べていた。また、日刊工業新聞社から発刊された近畿支部編著 -弁理士が答える-「知って得する知的財産権Q&A」の書籍販売も行われた。
来場者を対象に行ったアンケートの回答結果も好評で、全国一斉無料相談会には6会場で多くの相談が寄せられた。
以上
報告:近畿支部 弁理士制度普及委員会委員 渥美 元幸
パネルディスカッションの様子と輸入差止された模倣品の展示風景