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パテントセミナー2013 姫路パテントセミナー 報告書

日  時 平成25年11月2日(土)午後2時~午後4時30分
場  所 姫路商工会議所
テーマ 特許・実用新案入門 ~権利の取得とその活用~
講  師 弁理士 立川 伸子氏
受講生 17名
コメント  来年の大河ドラマ「黒田官兵衛」の御当地で盛り上がる姫路で開催されたパテントセミナー姫路では、弁理士の立川伸子先生に、「特許・実用新案入門」というテーマでご講義いただきました。
 立川先生は、講義の冒頭で、有名な切り餅事件をとり上げられて、受講者の興味を引かれた後、知的財産権全般と弁理士の仕事の概要について簡単に説明されました。そして、特許制度の目的や、「発明」の定義、特許要件等について説明された後、特許出願から特許権取得までの手続きの流れ、特許権の活用、及び実用新案制度について、非常に分かり易いご講義をされました。
 また、立川先生は、講義の途中で受講者の方々が退屈しないように、「手術方法は特許になるか?」という話題や、「職務発明」についての話題等をトピックスとして取り上げられて、受講者の方々の興味を引く工夫をされていました。
 途中で、ワイヤレス・マイクにノイズが入って、喋りにくくなるトラブルもありましたが、有線タイプのマイクに替えた後は、立川先生は、淀みない講義を続けられ、最後は、コマーシャル・ソングまで歌うというサービス精神を発揮されました。このため、受講者の方々も、全く退屈することなく、最後まで興味を持って受講されたと思います。
 2時間半という長丁場ではありましたが、立川先生の講義が、分かり易く、かつ、熱意の籠ったものであったために、時間が短く感じられました。また、講義終了後は、多数の受講者の方が会場に残られて質問をされ、このことからも、受講者の方々が、知的財産権への興味を深められたことが分かりました。
受講者の方々にとって、大変有意義な講義であったと思います。



講師:立川 伸子氏


会場の様子

執筆者: 近畿支部知財普及・支援委員会 水田愼一


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