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パテントセミナー2013 第4回大阪パテントセミナー(基礎編) 報告書

日  時 平成25年12月14日(土)午後2時~4時30分
場  所 日本弁理士会近畿支部
テーマ 意匠・商標入門~基礎から権利化の必要性まで~
講  師 弁理士 齊藤 整氏
受講生 80名
コメント  パテントセミナー2013年度の基礎編第4回目は、弁理士の齊藤整先生をお招きして「意匠・商標入門」というテーマでご講義いただきました。申し込みは定員を上回り、セミナー開始の1時間前からキャンセル待ちの方々が集まるほどの盛況ぶりでした。
 講義の最初には、商標に関する有名な事案の紹介があり、その後、TPP交渉の行方や商標法改正など最新のトピックスについて非常に分かりやすくお話しいただきました。受講者の皆さんは、新聞、ニュース等で耳にする話題についてとても関心を持って聞いておられました。
 その後、まず無体物である知的財産を保護するための種々の権利について簡単にご説明をいただいた後、本講義のテーマである意匠法および商標法について解説していただきました。講義では、意匠法および商標法のそれぞれの説明という流れではなく、著作権法および不正競争防止法の話を交えつつ、どのようにしてデザインおよびブランドを保護していけばよいかという、実戦的なスタイルで行われました。また、Q&A方式で組み立てられた話と齊藤先生のみごとな話術に、受講者の皆さんは引きつけられ、講義をとても熱心に聞いておられました。意匠法と商標法の話を中心にとても盛り沢山な内容であったにもかかわらず、非常に分かりやすくまとまっており、しかも、受講者が退屈しないように工夫されていたため、2時間半という長時間の講義であったにもかかわらず、あっという間に終わってしまったように思えました。
 講義終了後は齊藤先生のところに多くの方々が質問に訪れておられました。受講者の方々にはとても有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。




講師:齊藤 整氏


会場の様子

近畿支部知財普及・支援委員会 淡路俊作


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