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平成25年度 弁理士の日 記念講演会 「知的財産権の基礎」「中小企業の知財戦略」 報告書

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開催日時 平成25年7月6日(土)午後1時30分~5時
会  場 けいはんなプラザ 5F ボルガ(京都府木津川市)
テーマ 「知的財産権の基礎」「中小企業の知財戦略」無料相談会
運 営 日本弁理士会近畿支部 京都地区会
概 要 [講演1]知的財産権の基礎

久留 徹(弁理士) 
 

[講演2]中小企業における知財活用

厳樫 邦弘 氏(松下電工知的財産センター 代表取締役社長)

 

[無料相談会]

1名

 

参加者数 21名
報 告

 今年は、京都地区として、京都府南部地域の中小企業向けにイベントを開催しようということで、知的財産の基礎と活用方法に関する講演会を開催しました。記念行事に際しては、場所が南部地域ということもあり、参加者が少ないことが危惧されましたが、京都府商工会連合会を通じて各会員様に周知して頂くとともに、けいはんなプラザの「京都産業21」「発明協会」「知財共同組合」さまを介して周知を図って頂き、なんとか21名の参加者となりました。

 

 「知的財産権の基礎」では、「特許などを出願する目的」として事業上のメリットを経営陣に説明できるように具体的に説明するとともに、法制度、出願費用の概要を説明しました。また、実際に中小企業では、知的財産権に対する予算をとれない場合も多いので、知りうる限りの助成金や無料相談会などを説明させて頂きました。

 「中小企業における知財活用」では、企業側からみた「事業上有効な発明」や「発明と事業上の価値」「弁理士の選定方法」などを具体的に説明して頂きました。その中でも、事業に役立つ発明は「ばかばかしい発明が多い」とのことに聴講者の関心が厚く、講演後に質問などがありました。

 無料相談会では1名の相談があり、特許出願の可能性や目的などに関して質問を受けました。

 京都地区会では、中小企業の知財活動の啓蒙を図る予定でおりますが、次年度以降も同様の活動を進めていきたいと考えております。

(執筆者:日本弁理士会近畿支部京都地区会会長 久留 徹)

 

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