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報告書 「和歌山県知的財産経営戦略セミナー」

日 時 平成26年6月3日(火)午後2時30分~4時
会 場 ホテルアバローム紀の国2階「鳳凰の間」
主 催 和歌山県、一般社団法人和歌山県発明協会
協 力 日本弁理士会近畿支部
担 当 知財普及・支援委員会
テーマ 「『半沢直樹』や『レディガガ』を題材にして、中小企業の特許戦略を考える」
講 師 多田 裕司 会員
参加者 100名
講義内容
  • ・「半沢直樹」の「ねじ」の特許性はどこにあるか。
  • ・「下町ロケット」の佃製作所の特許権の「穴」。
    →以外に現場レベルでの改造に良い発明があり、特許を取りきれていないことがある。
  • ・特許権を取得する意味とは?
    →他社をけん制するための煙幕。知財で儲けようとするのではなく、知財制度を利用して、いかに事業で利益を上げるのかが大切。
  • ・STAP細胞の件
    →発明提案制度の導入(知財に対する意識の改善と推進のため)
    →「ノルマ」×「新規性」で開発者の意識を変える。
    →さらに、営業担当も含め「課題報告制度」を導入。
  • ・「レディガガ」がなぜ権利化ができないのか。
    →品質を表す標章のみからなる商標だったことが理由。

【セミナー風景写真】
    


 (執筆者:柳野 嘉秀)

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