近畿支部設立30周年 パテントセミナー2014 奈良 報告書
日 時 | 平成26年10月4日(土)午後2時~午後4時30分 | ||
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場 所 | エルトピア奈良 | ||
テーマ | 事業における知財の留意点と活用方法 | ||
講 師 | 弁理士 小野 敦史氏 | ||
受講生 | 18名 | ||
コメント | パテントセミナー2014奈良は、弁理士の小野敦史先生をお招きして「事業における知財の留意点と活用方法」というテーマでご講義いただきました。受講者は、大阪、京都の企業に勤められ、自宅が奈良の方が多くおられました。土曜日を利用して、自主的に学習されている方が多くおられました。奈良でのパテントセミナーは、大阪でのパテントセミナーと比較して、例年、受講者数が少ないため、講師の先生との距離は近く、より講義を聴きやすいです。 講義は、(1)知的財産の概要、(2)事業における知的財産に関する留意点、(3)知的財産の活用方法の順番に、受講生に問いかけるようになされました。(1)知的財産の概要では、知的財産の基本事項の講義がありました。(2)事業における知的財産に関する留意点では、判例などを例に、事業を守るための知的財産について講義がありました。(3)知的財産の活用方法では、事業を守るだけでなく、社内の活性化や社外へのアピールなどいろいろな活用の仕方があることを講義されました。 また、講義中に、受講生から随時質問がなされ、講師の小野先生がそれに回答しながら講義が進められました。そのため、受講生の疑問がないまま進めることができたと思います。少人数のセミナーでしたのでできたことと思います。 結果、非常に分かりやすかったとのアンケートが多かったです。受講生には、有意義な時間をお過ごし頂けたと思います。大阪でのパテントセミナーへのご参加とともに、地方の少人数のパテントセミナーへ参加することも別の価値があると思いました。 執筆者:近畿支部知財普及・支援委員会 光明寺 大道
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