平成27年度知的財産権に関するセミナーin MOBIO-Café(第1回)実施報告書
日 時 | 平成26年9月14日(月) 午後6時30分~8時 |
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会 場 | ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)南館3階 研修室A |
主 催 | 日本弁理士会近畿支部、ものつくりビジネスセンター大阪(MOBIO) |
テ ー マ | 「大企業と戦った小さい会社の元社員が教える安全に新規事業に参入する4つのポイント」 |
対 象 者 | 中小企業経営者、一般 |
講 師 | 弁理士 田中 聡 会員 | 参 加 者 | 14名 |
内 容 |
新規事業に参入する際の4つのポイントとして、(1)製品の選択、(2)新規分野の技術調査、(3)他人の権利を侵害しないか、(4)独占実施を挙げられました。 特に、製品の選択に際してはニーズを探す必要があるがそれを探すのは容易ではない。規制緩和など、ルールが変わるときも新規参入のチャンスであり、しかもそれは目に見えるためわかりやすい。セミナーでは、自主規制ができたエアゾール缶のガス抜きキャップの例を話された。 また、技術調査では、特許庁のJ-Plat Patを用いた簡単な検索方法を丁寧に紹介された。 他人の権利を侵害しないかどうかを判断するには、ある程度開発が進んで実際の製品仕様が定まっている必要がある。 中小企業は特許出願だけして権利化できないケースが多いので、出願対象は絞った方がよい。 新規分野に進出する際には、周辺技術に詳しくないので、まず調査をすべきである。 以上 |
<セミナー風景>
